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山椒はぴりっとしますが、料理にかかっているとアクセントになりいいですよね。そんな山椒には花言葉があるのでしょうか。ここでは山椒の花言葉や花期など基本情報をご紹介しています。
山椒(サンショウ)の花言葉は「健康」と「魅惑」です。
「健康」という花言葉は、山椒が体に良いことからつけられたと考えられます。山椒の独特の辛みは、サンショオールという成分によるものです。こちらは、発汗作用があり、代謝アップにも効果的と考えられています。冷え性改善にも良いと言われるほどですので、そのことから「健康」がイメージされたのではないでしょうか。
では「魅惑」という花言葉は何が由来でしょうか。山椒は料理の主役のイメージはないかと思います。ウナギ料理にかけられている印象がありますよね。確かに山椒は目立ちませんが、あると料理がよりおいしく感じるのです。そのことから「魅惑」という花言葉がつけられたのでしょう。
ハジカミとは、ミョウガなどの香辛料の別名でもあります。実がはじけることから「ハジ」がつけられました。さらに、ニラの古い呼び名である「カミラ」が合わさって、カジカミとなりました。ニラがなぜ関係しているのかはわかりませんが、どちらもクセのある味という共通点がありますよね。
また英語ではジャパニーズペッパーと言います。山椒は日本を代表する香辛料の1つなのです。
山椒(サンショウ)は難しい漢字を書きますよね。「椒」という字には、「辛み」や「芳ばしい」という意味があるのです。山椒(サンショウ)のお味はみなさんご存じかと思いますが、ピリリとしますよね。山に自生する芳ばしいことからこのような漢字となりました。
さて、では山椒(サンショウ)の学名の由来はなんでしょうか。zanthoxylumは、「黄色い木」という意味で、サンショウの枝の表面が黄色っぽく見えることからつけられたと考えられます。
ちなみに山椒の花も黄色です。piperitumについてですが、こちらは「コショウのような」という意味となります。山椒のピリッとする味は、コショウにも似ていますよね。そんなことから、「コショウのような黄色い木」という意味の学名がつけられたと考えられます。
山椒(サンショウ)というとやはり実を想像するかと思いますが、花が咲くことも忘れてはいけません。山椒の花は4月から5月にかけて咲きます。山椒の花は小さく1センチにも満たないものばかり。雄花は花山椒として食用に利用が可能。
実だけでなく花が食べられるため、余すことのない植物なのですよ。花は黄色い色をしていて、小ぶりなのであまり目立たず地味。
山椒(サンショウ)の種類についてご紹介します。
兵庫県にある朝倉地区で取れる有名な山椒。古くから栽培され、江戸時代から存在しました。
アサクラサンショウから派生した山椒の一種。実の1つ1つが大きく、まるでブドウのようなことからブドウザンショウと名前が付けられたほど。
和歌山県竜神地方で摂れる山椒。山椒には通常はトゲがありますが、突然変異でトゲのないものも存在します。
山椒(サンショウ)は実だけでなく、花や葉、芽も食用にすることが可能です。さらに木材はすりこ木にもなるのですよ。余すことなく利用できる山椒をご自宅で楽しみませんか。
GreenSnap編集部