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華やかでエキゾチックな花姿のプロテアは、南アフリカ原産の熱帯植物です。プロテアには多くの品種があり、花の咲き方や花色はさまざまです。鉢植えや地植えなどで育てることが出来、ドライフラワーでも楽しむことが出来ます!
今回は、プロテアの花言葉や特徴についてご紹介していきます!
プロテアの花言葉は、「自由自在」「華やかな期待」「王者の風格」「甘い恋」などです。自由自在という花言葉は、花名の由来でもある海神のプロテウスが自由にその姿を変えることが由来と伝えられています。
また、プロテアの大型品種である「キング・プロテア」の花姿から、王者の風格という花言葉が付けられました。
プロテアという名前は、ギリシャ神話の海神である「プロテウス(Proteus)」の名前が由来とされています。プロテウスは自身の姿を自在に変化させることが出来る神であることから、品種の多いプロテアに付けられました。
プロテアの学名は「Protea cynaroides」であり、「Protea(プロテア)」は花名と同様に海神のプロテウスが由来です。「cynaroides(キナロイデス)」は、プロテアの頭状花がアーティチョーク(Cynara scolymus)のようであることから、Cynaraが語源とされています。
英名では、「Protea」や「Sugarbushes」などと呼ばれています。
プロテアは南アフリカに生息する植物で、4月~6月頃に見頃を迎えます。品種が多い植物であり、日本では大輪の花を咲かせるキング・プロテアが非常に人気です。キング・プロテアは、南アフリカの国花でも知られています。赤色やピンク色、そして黄色など花色が豊富で、花径は約30cmです。プロテアは1本の枝に1輪の花が咲いているように見えますが、実は頭状花序で数多くの花が集まって一つの花を形成しています。花びらのような部分は、「がく」の集まりです。
耐乾性には優れていますが、高温多湿に弱い植物です。そのため、夏の時期は風通しが良く半日陰の環境で育てるようにしましょう。また、水の与え過ぎには注意するようにしましょう。花持ちは良く、約1~2週間咲き続けます。
プロテアの品種は、熱帯アフリカを中心に約90種類あります。品種によって、花色や木の高さなどさまざまです。
南アフリカのフィンボス地域に多く分布し、プロテアの品種の中で最大の頭状花を持つ植物です。木の高さは約1m~2mで、ピンク色でエキゾチックな花姿が特徴です。
オーストラリアや南アフリカに生息している品種で、耐寒性に強い植物です。キングプロテアより一回り小さく、赤色の花が咲きます。花は満開に開かず、つぼみのような花姿が特徴です。
原種の一種であるプロテア・グランディケプスは、「プリンセス・プロテア」とも呼ばれています。濃いピンク色の花色で、クイーン・プロテアのように花はほとんど開きません。木の高さは50cm程度で、庭木などで楽しめます。
大輪のプロテアは、その花姿からドライフラワーやブーケなどで楽しむことが出来ます。ドライフラワーは雑貨屋などでも購入出来ますが、ご自身で作ることも出来ます!存在感があるプロテアは、リビングなどに飾れば素敵な空間になります。ご興味があれば、ぜひプロテアのドライフラワーを作ってみることをおすすめします!
Lily