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こんにちは、GreenSnap編集部です♫
これからの台風シーズン、台風対策ももちろん必要ですが、それと同じくらい大事なことが、台風が通り過ぎた後のお庭や畑のお手入れです。台風後のケアをおこたると、大切な野菜やお花たちが最悪枯れる可能性も!
今回はそんな悲劇を起こさないためにも、台風後のお庭や家庭菜園のメンテナンス方法についてご紹介します。
台風の暴風が通り去った後は、いたるところに落ち葉やゴミが溜まっています。一軒家の場合は、お庭に埋まっている雨水マスを要チェック。マンションやアパート住まいの方も、ベランダの排水溝や、雨どいを点検して、しっかり雨水が流れるようにしておきましょう。
台風によって花壇の倒れたお花は、根が地中で切れているので、そのまま自力で茎葉を立て直す体力がありません。長い茎を中心に、新芽の上から切り戻し剪定をしていきましょう。あまりにひどく倒れているときは、植え直したり、一年草なら別の花を植えるのがいいですね。
ヒマワリはこの時期盛りを迎えるのに、暴風の影響を受けやすいですね。ヒマワリ以外でも背の高めの草花や庭木は、立て直して支柱でがっちり固定させてください。
根っこが露出してしまっている場合は、土を盛ったり、黒い布を被せて日光を当てないようにするといいです。
庭木も折れたり、枝葉が台風の暴風にふかれて傷つきやすいです。折れたり傷ついた枝は、そこから病気に感染することもあるので、剪定しましょう。断面はロウなど癒合剤を塗っておくといいです。また、剪定した枝は速やかに、庭以外の場所に運んで処分すると安心ですね。倒れてしまった庭木は、短く切り戻して、植え直すといいでしょう。
台風の風は海風を巻き上げているので、沿岸から遠い地域でも塩害の被害にあいます。塩害は最悪の場合、あらゆる植物を一瞬にして枯れてしまうので、しっかり水で洗い流して、茎葉についた塩を落としてあげる必要があります。
台風の被害で一番怖いのは塩害なので、これは絶対おこたらないこと!
長時間、水に浸かった野菜や花は、ミネラルを吸い上げる力が弱まっています。さらに大量の雨によって、土の中のカリウムも不足しているので、根の活性剤やカリウムが豊富に含まれた液肥をあげるといいです。
台風の風は植物を激しく揺らし、目に見えなくとも茎葉は細かな傷をたくさんおっています。そのままにしておくと、傷口から細菌に感染して病気にかかる可能性が高まるので、感染防止のため殺菌剤を散布しておきましょう。
毎年やってくる台風ですが、みなさん直前の対策こそすれ、アフターケアをおこたっていることが多いです。とくに塩害は一瞬にして植物の命を奪うので要注意です。しっかり台風後もお庭の手入れをして、ガーデニングや家庭菜園を楽しみましょう。
GreenSnap編集部