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観葉植物といってもその種類は様々です。意外に思われるかもしれませんが、イモ科の観葉植物というものもたくさん存在するのです。今回はイモ科の観葉植物についてご紹介します。
寒さに強くスタイリッシュな形状が魅力なクワズイモ。サトイモ科クワズイモ属の観葉植物です。サトイモ科ではありますが土の中に塊状のイモを作るのではなく棒状の根茎が地下から地上に伸びる性質を持っています。この棒状の根茎とパラソルのような大きな葉っぱがおしゃれで人気となっています。
観葉植物として定番のポトスもサトイモ科ハブカズラ属(エピプレナム属)なのでイモ科の観葉植物です。初心者にも育てやすく、新しい魅力的な品種も開発されているので観葉植物に慣れている人にも人気です。上からハンギングで垂らしたり、ヘゴ仕立てで上に這わせていくなど変化を楽しむこともでき、飽きのこない観葉植物の一つであると言えるでしょう。
葉に大きな切れ込みが入っており独特な形状が魅力のモンステラ。これもサトイモ科に属します。奇怪や異常といった意味のラテン語「monstrum」がその名前の由来になっており、それはそのままその葉の形状を表してもいます。
大きく広がった葉が特徴的なセローム。アジアンテイストな雰囲気が魅力の観葉植物です。これもイモ科で、正確にはサトイモ科フィロデンドロン属です。
今回はイモ科の観葉植物についてご紹介しました。一般的な「イモ」のイメージから程遠いスタイリッシュな形状のものがあれば、おしゃれなものも不思議で独特な形状の観葉植物も存在します。身近な観葉植物が意外な「科」であるかもしれません。
※トップ画像はPhoto by cphzさん@GreenSnap
徳原鉄二