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こんにちは、GreenSnap編集部です♫
タニラーさんの多くは、ハオルチア属、リトープス属と言われると、なんとなくあの植物かな?なんて想像がつくと思います。これらは最近の多肉植物人気を牽引してきた名品種ですよね。でも「ロフォフォラ」といわれて、どんな姿をした多肉か、想像できますか?
そこで今回は、多肉植物の中でも密かなブームとなっている「ロフォフォラ属」の多肉植物についてご紹介します。
ロフォフォラ属は多肉植物のサボテン科、ウバタマサボテン属の英学名です。「ロホホラ」とも呼ばれています。なんだか名前の響きだけでもかわいいのですが、もっと魅力的なのはやっぱり、その姿です。
ロフォフォラ属の魅力はなんといっても、棘のないぽってり感です!本来サボテン科の植物には棘がついていますが、ロフォフォラ属は丸サボテン型のフォルムに、棘ではなく綿毛がついているんです。
ロフォフォラ属の品種は3つ存在します。どれもかなり似た見た目をしていますが、基本的には肌の色で判別するか、花の色で判別をします。ただし肌の色の区別がつきづらく、花も咲くまでに数年かかることから、かなり混同されがちなので、購入時は気をつけましょう。
ちなみに一般的にロフォフォラの価格相場は直径5cmのもので6000〜8000円ほどです。
翠冠玉はデフューサの名前でも出回っており、ロフォフォラ属の中でもっとも育てやすいと言われている、流通が多い品種です。肌色は明るめの緑っぽい色で、花は白花・またはクリーム色で咲きます。肌に入る稜線が波打って鱗のように見える個体が多いです。
烏羽玉はペヨーテの名前でも出回っていて、肌は翠冠玉より暗めの緑です。花は薄いピンク
色で咲き、稜線は上から下へやや直線、もしくは螺旋状になるものが多いです。メキシコの野生ペヨーテには、幻覚作用および治療効果があり、神聖な植物として扱われています。
銀冠玉は肌色がロフォフォラ属の中でもっとも白っぽく、濃いめのピンク色の花を咲かせます。肌に入る稜線は不規則な曲線でまばらに入り、シワが寄ったように見える個体が多いです。
代表的な品種は以上の3つですが、これらから派生して新たに名前がつけられた希少種などがあります。有名なのが、烏羽玉の稜線が螺旋状になり、綿毛が連なったテキサーナで、大きいものだと20万を優に超える値がつきます。すごい!
ちなみにこういう白や黄色の変色が個体に混じる〜〜錦系は、小さいものでも2〜3万はするようです。でも鮮やかでかわいい!
ロフォフォラのぽってりとしたフォルム、けばけばもけもけとした綿毛には、次の多肉トレンドを引っ張るような、とてつもない魅力を感じますよね。みなさんもこれを機に、ロフォフォラを多肉ファミリーにお迎えしてみてください♫
GreenSnap編集部