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竹の中でも黒く美しい黒竹は庭園などでひときわ目をひきいますよね。そんな黒竹はお庭のシンボルツリーとしても楽しむことができるんですよ。
今回は、黒竹の花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
クロチクは、別名「ニタクロチク」で、淡竹と書いて「ハチク」や呉竹「クレタケ」と呼ばれる竹の変種です。ハチクは非常に根の張りが早く、繁殖力が高いのに対して、クロチクはそれほどではありません。
クロチクの主な生産地は高知県中土佐町と和歌山県日高町で、原産地は中国の黄河流域以南といわれています。
春に出た若竹の杆の色は、春は緑色で秋に黒斑が出始めて、その後黒色になります。杆が黒くなるのは二年目ということになります。伐採後も黒い色は保たれます。
生け垣などの建築用や暖炉の棒や花器、竹細工などの装飾用に広く利用されています。たけのこは食べることもできます。
クロチクの類似種をご紹介します。トラダケは杆には白い粉がふいたように見えますが、熱を加えて布で拭き上げると、虎模様のような斑紋が浮かび上がります。
ホテイチクは大きさがクロチクと似ています。しなりがあり、折れにくいという特徴があります。節のつき方が細やかで独特です。
ススタケは、茅葺屋根の天井裏に長年のあいだ煙に燻された竹です。見た目はクロチクほどに黒くはありませんが、茶色く光ってみえます。
GreenSnap編集部