こんにちは、GreenSnap編集部です♫
7月盆の地域もあるかと思いますが、ほとんどの地域にお住まいの方が8月中旬にお盆を迎えるのではないでしょうか。そろそろ仏花などの支度もしないといけませんが、忘れちゃいけないのがご先祖様の送り迎えをする精霊馬ですね。
そこで今回は精霊馬とはなんぞや、というところから、最近のおもしろ精霊馬のアイデアをご紹介します!
お盆に欠かせない精霊馬・精霊牛とは一体なに?
お盆とはそもそも、ご先祖様や亡くなった家族を現世にお迎えして、共にひとときを過ごし供養する行事のことです。精霊馬は、そのご先祖様が現世と浄土を行き帰りする際の乗り物に使われます。
キュウリでつくる精霊馬は、ご先祖様が早く現世の家に来られるように。ナスでつくる精霊牛はゆっくり浄土へと帰れるようにとの意味が込められています。
ご先祖様もびっくりの、工夫を凝らした精霊馬たち
そんなご先祖様の大事な乗り物である精霊馬・精霊牛ですが、地域によって顔の向きや装飾品の違いなど様々です。さらに最近では様々な工夫を凝らしたおもしろ精霊馬が話題になっているんですよ。
今回はその一部を皆さんにご紹介します。
荷袋付き!?ナスとキュウリの精霊馬
白い紙でおられた荷袋を紐でくくりつけた、ナスとキュウリの精霊馬です。地域によってはこの荷袋の部分をほおずきにしてつくるようですよ。ご先祖様のちょっとした荷物も一緒に運べそうでいいですね!
荷車付き!?シシトウとキュウリの頑丈そうな精霊馬
こちらは精霊馬といえども、足にはシシトウ、たてがみにはミョウガをあしらえた、クオリティの高い精霊馬です。荷車を引いていますが、よくみると車輪はレンコンといいう手の込みよう!お見事です。
無駄にかっこいい!ナスとオクラの精霊牛、バッファロー?
こんなに強そうでかっこいい精霊牛が送り迎えに来たら、ご先祖様もびっくりですよね。精霊牛というより、オクラのツノからするとバッファローのような。。大小のナスとオクラを組み合わせるだけで、ちょっと変わった精霊牛がつくれてしまうもんですね。
じわじわ笑える…愛らしい表情の精霊牛
アレックスさんの地域では、精霊牛はこちらが頭なんだとか。割り箸のツノ、葉っぱの耳と、赤い実で顔をつくるようですね。ちょっと首を傾げた気の抜けた顔が、なんだかじわじわ笑える、かわいらしい精霊牛です。
しっぽがかわいい!ナスとキュウリの精霊馬と精霊牛
たった今、ご先祖様を見送ったところのようですが、お尻のしっぽがとってもキュートですよね。なんとこれ、トウモロコシのヒゲをお尻にあしらっているようです。とくに精霊牛のナスの丸っとしたお尻がかわいらしいです。
乗り心地重視?ナスとキュウリの精霊車
これはもはや精霊馬、精霊牛なんてしろものではなく、もはや精霊車ですね!キュウリとナスをトランスフォームしていますが、ヘッドレストもしっかりついていて、きっとこれならご先祖様も移動中も快適に過ごせるでしょうね。
ご先祖様を思いながら、おもしろ精霊馬で楽しくお盆を迎えよう!
精霊馬、精霊牛の作り方はとくに決まりはなく、それよりも、いかにご先祖様や亡くなった親族を思いやって過ごすかということが大事なようです。みなさんも、お盆に向けて精霊馬、精霊牛づくりを楽しんでみてください♫
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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