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ハイビスカスのようなかわいらしいい花を咲かせるアブチロンは、種類も多くあり様々な樹形や花色を楽しむことができます。そんなアブチロンにはどんな花言葉がついているのでしょうか。
今回は、アブチロンの花言葉や名前の由来などを紹介します。
アブチロンの花言葉は「よい便り」「尊敬」「憶測」「恵まれた環境」です。
「尊敬」は花が咲く期間が長いことにちなんでいます。
「よい便り」は、アブチロンの花が美しく華やかなため、喜びや明るさを連想させてくれることからつけられたとされています。
アブチロンの花言葉には怖い意味はありません。色鮮やかな花らしい、ポジティブな花言葉がついています。
アブチロンは英名で「Trailing abutilon」となり、ギリシャ語で否定の意味を持つ「a」と牡牛を表す「bous」と下痢の意味がある「tilos」を合成されたもので、昔は家畜の下痢止めとして使用されていたことが由来となっています。
アブチロンにはそのほか、「チロリアンランプ」や園芸品種名でもある「ウキツリボク」と呼ばれる別名もあります。
アブチロンの開花時期は、4月中旬〜11月上旬と長い期間咲き続けます。花の中心には雄しべが伸びて、ハイビスカスに似ている鮮やかな花を下向きに咲かせ、別名チロリアンランプにあるように、花はランプのような形にも見えます。
花色には、赤やオレンジ、黄色。白などさまざまで、ウキツリボクの花は真っ赤の萼が袋の形をしており、その先から黄色の花びらを出す変わった形の花を見ることができます。
アブロチンの多くはつる性の植物で、ブラジルなどの熱帯地域から亜熱帯地域に自生しています。アブチロンの種類は、およそ100種類ほどあり、品種によっては観葉植物としても人気です。
なかでも、耐寒性が強い「アブチロン・ウキツリボク」という常緑低木の品種が主に日本では流通しています。
そのほか、花が黄色〜オレンジに変わる「アブチロン・初恋」や交雑種の「アブチロン・ヒブリデュム」などがあります。
アブチロンは同じアオイ科のハイビスカスと似た大きくて鮮やかな花を咲かせます。そんなアブチロンは9月8日の誕生花です。「尊敬」といった贈られると嬉しい花言葉もついているので、9月生まれの方への誕生日にもぴったりですよ。
GreenSnap編集部