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華奢な葉が愛らしいルコウソウ。その花言葉は何でしょうか。このページでは、ルコウソウの花言葉をご紹介しています。さらに、ルコウソウのお花の特徴や花期など基本情報も記載していますので、参照してみてくださいね。
ルコウソウの花言葉は、「情熱」、「常に愛らしい」、「世話好き」、「おせっかい」、「私は忙しい」があります。「世話好き」と「おせっかい」は通ずるものがありますよね。ルコウソウはツルを伸ばして周囲にからみついていく性質があります。からみつかれた植物は少し迷惑ですよね…。そんなルコウソウの様子から、「世話好き」、「おせっかい」という花言葉がつきました。
学名
江戸時代に入ってきたルコウソウ。当時は朝顔のような花であることと、カンボジアから来た花であることから、「カボチャアサガオ」とつきました。ちなみに、このカボチャは、カンボジアが由来です。なまって「カボチャ」と転じました。
まずは、ルコウソウの学名の由来からご紹介します。学名の「Ipomoea」はギリシア語の「Ips」と「Homoios」という単語からなっています。「Ips」は「芋虫」という意味で、「Homoios」は「似ている」という意味です。つまり、ルコウソウの学名は「芋虫に似ている」という意味合いです。
こんなに美しい花なのに、どうして芋虫なのでしょうか。花の見た目からは、芋虫は想像つきませんよね。実は、ルコウソウの成長の特徴からと言えます。ルコウソウは、朝顔と同じくツル性の植物。ツルを伸ばして、周囲に絡みつくように成長していきます。この様子が、まるで地をはう芋虫のよう。そのため、この学名がついたというわけです。
次に和名のルコウソウについてご紹介します。ルコウソウは漢字では「縷紅草」と書きます。難しい漢字ですが、「縷」は細い糸を指します。ルコウソウは紅色のお花と、細い糸のような葉をつけることからこの和名がつきました。葉はまるでコスモスのような繊細な見た目をしています。
ルコウソウの花期は7月から10月。こちらは、温かい地域原産ということもあり、夏の暑さに強く育てやすい植物と言えます。ルコウソウの特徴と言えば、和名の由来になったように真っ赤な花。しかし、赤以外のカラーもあるのです。ピンクや白のルコウソウも楽しめます。またルコウソウは花の形も特徴的。キキョウのような星形の花を咲かせます。
ルコウソウの種類についてご紹介します。
濃いオレンジ色をしたお花を咲かせます。葉はハート型。漢字で書くと「丸葉縷紅」とです。これは、葉の特徴からその名がつけられています。
ルコウソウとマルバルコウとの交雑で生まれた種類。こちらはルコウソウ特有の真っ赤な花と、モミジのような葉が特徴です。
すでにご紹介したようにツルを伸ばして成長する植物ですので、グリーンカーテンとしてもお楽しみいただけます。ルコウソウは葉が糸のように細いので、まるでレースのカーテンのようなグリーンカーテンが仕上がりますよ。花期は7月からですので、真夏にはお花のカーテンにもなり夏場は見ごろです。
GreenSnap編集部