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柑橘系の爽やかな香りで辺りを包んでくれるボロニア。星型やベル型のかわいらしい花も魅力的で華やかな印象があります。
今回は、ボロニアの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ミカン科特有の柑橘系の香りと、その愛らしい外見に由来した花言葉だからかもしれません。よく贈り物として好まれるのは、こうした花言葉も関係しているのでしょう。
また、一方で「許されぬ恋」という花言葉も当てはめられています。できれば親しくしていて心和む友人に、感謝を込めて送るのが望ましいですね。
ボロニアの名前は、イタリア人のナチュラリストにして植物採集家のフランテェスコ・ボローニ(Francesco Barone)の名前に由来しています。
中には八重咲きをする「ボロニア・ビロサ」などもあり、いずれにせよ細い枝いっぱいに花を連なって咲かせます。
また種類によっては、星型花の系統の1種である「ボロニア・クレヌラタ」のように枝葉だけでなく、花自体からも仄かな香りがするものもあるそうです。
花色は、白、ピンク、紫、黃、茶、複色などがあります。なお、ボロニアの花の開花時期は、2月中旬〜5月の期間となっています。
特徴としては「ピグミーランタン」という名の通り、手提げランプ型の小さな花でしょう。赤、紫、白などの色をしており、スズランのように細い枝に連なって蕾を垂らし、可憐な花を咲かせるため人気です。
大きさも1〜3メートルと大きく育てられるので、春と秋の間は庭先に鉢植えで育てると程よい目隠しフェンスとしても活用できるかもしれません。
このほかにも、同様の形をした花を咲かせる種類としては「ボロニア・メガスティグマ」があり、「ボロニア・ヘテロフィア」よりも小型の1センチほどの花を枝いっぱいに咲かせるのが特徴です。花色は外側が赤茶、内側が黄色なため、ブラウンボロニアとも呼ばれています。
園芸品種には”ルテア”と呼ばれるものがあります。
みなさんもお庭でボロニアを育てて、爽やかな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部