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平安時代の頃から栽培されていたとするモクレン(木蓮/マグノリア)は、花や香りを楽しむことができる植物です。日本以外でも人気があり、とても親しまれています。今回は、モクレンの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
モクレンの花言葉には、「持続性」、「自然への愛」、「威厳」、「崇高」などの意味があります。どれもモクレンの特徴をよく表しています。
恐竜が生存していた時代の地層から、モクレン科の植物の化石が発見されていることから、モクレンは約1億年も前から存在していたといわれています。そんな太古の昔から現在まで存続し、美しい花を咲かせていることに由来して「持続性」とされています。
モクレンは春になると、花も葉も一斉に芽吹きます。空に向かって花を咲かせる姿は、めいっぱい春を楽しんでいるようだとして「自然への愛」と表しています。
幹が丈夫なうえ、しっかりと根づく花木なので、その性質から「威厳」の花言葉になったといわれています。
「崇高」の花言葉は、仏教と関連しています。モクレンの花姿は蓮の花に似ているため、「木」に「蓮」の花が咲いているようだとして「モクレン」と書きます。仏教において蓮は高貴な花であることから、それに由来して「崇高」とつけられたといわれています。
モクレンの花言葉には、特に怖い意味はありません。「威厳」「崇高」といった花言葉がきついイメージを与えることから、怖いと捉えてしまう方がいたのかもしれませんね。
モクレンの開花時期は3月から5月で、蕾が北を向けてつける特徴があります。花を楽しめるのは少し短く3日から4日ほどです。
モクレンは美しい花姿だけでなく、甘い上品な香りも楽しめます。3月〜4月に花をたくさんつけたモクレンからは、少し離れた場所にいても漂ってくるほどの芳香があり、春の訪れを知らせてくれます。
一般のモクレンよりも大きく、開花時期も少し早い特徴があります。花は上を向いて咲き、暗くなると花を閉じてしまう習性があります。
モクレンの仲間で、日本に自生しています。5cmほどの白い花が咲き、昔は樹脂を煎じてお茶代わりや薬としても使われていたようです。
モクレン(木蓮/マグノリア)は、白く美しい花や素敵な香りを楽しむことができる植物です。日本でも平安時代の頃から栽培されていてなんだか親しみを感じますよね。
特徴を表している花言葉があるモクレンの花や香りを楽しんでみてはいかがですか?
GreenSnap編集部