ジャスミンよりも強い香りがする花を咲かせるハゴロモジャスミンは、春から初夏にかけてかわいらしい花をつけ、ピンクの羽衣をまとっているようにみえることからこの名前がつけられたと言われています。
今回は、ハゴロモジャスミンの花言葉や特徴、香りについて紹介していきます。
ハゴロモジャスミンの花言葉
ハゴロモジャスミンには、「優美」、「愛らしさ」、「清純」といった花言葉があります。かわいらしくて美しい、ハゴロモジャスミンの花姿を連想させてくれますよね。
ほかにも、「誘惑」、「官能的な愛」、「優しさを集めて」といった花言葉もあり、これらからはハゴロモジャスミンの甘い香りをイメージできます。
また、「あなたは私のもの」、「あなたについていきます」という花言葉もあり、これはインドの素敵な風習に由来したものです。インドには、恋人から贈られたハゴロモジャスミンの花を髪に編みこむという風習や、結婚式で花輪をつくって自分を飾るという風習があります。
ハゴロモジャスミンの花の基本情報
- 学名
- Jasminum polyanthum
- 科・属
- モクセイ科・ソケイ属
- 原産国
- 中国
- 別名
- 羽衣素馨
ハゴロモジャスミンの花の特徴
ハゴロモジャスミンの開花時期は4月から6月で、蕾はピンク色をしていて、先端から白い花を30〜40ほど咲かせます。
また、毒があると勘違いされることがあります。それは「マダガスカルジャスミン」や「カロライナジャスミン」が毒を持っているため名前が似ているハゴロモジャスミンも疑われてしまうことがあるからのようです。
ハゴロモジャスミンの香り
ジャスミンはとても香りが強く、甘い香りを放ちます。普通のジャスミンよりも香りが強く、満開時には香りが強すぎると感じることもあり、香水などに使われることはほとんどありません。
ハゴロモジャスミンは香りを楽しめる花木
ハゴロモジャスミンはつる性で広がって生長していくため、フェンスに絡ませて育てるなど様々な楽しみ方ができます。寒さには弱いため、冬の管理はしっかりしてあげなければいけませんが、その分綺麗な花を咲かせてくれます。
毎年香りの良い花を楽しめるハゴロモジャスミンを育ててみてはいかがですか?
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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