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春には上品な白い花を咲かせ、秋には葉が紅葉して、長く楽しめることが魅力的なドウダンツツジ。生垣に使用されることが多く、剪定に強い特徴があるので好みのサイズで生垣を楽しむこともできますよ。
今回は、ドウダンツツジの花な言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ドウダンツツジの花言葉は「節制」、「上品」、「私の思いを受けて」などがです。
「節制」ドウダンツツジは丈夫である程度の環境でも育つことが由来しており、「上品」はドウダンツツジの白く美しい姿からつけられたといわれています。
また、「私の思いを受け入れて」はドウダンツツジが秋に真っ赤に紅葉したり、落葉する様子から連想してつけられたそうです。
ドウダンツツジの花言葉に怖い意味はありません。ただし、贈り物にしたときに「私の思いを受けて」という花言葉は捉えようによっては、相手を不安にさせるかもしれないので、メッセージカードを添えて渡すとよいでしょう。
ドウダンツツジの開花時期は3〜6月で、スズランに似た花がつきます。大きさは1mほどのものから最大では3mほどになります。
また、10月から12月には葉が紅葉して、花から紅葉まで長く楽しむことができる素敵な植物です。
ドウダンツツジの仲間は、日本を含む東アジアとヒマラヤに約10種類が自生していて、そのうち4種類が日本に自生しています。ドウダンツツジの仲間は変種が多く、花色も白やピンクをベースとしたバリエーションが豊富で、どれも紅葉が美しいのが特徴です。
ヒロハドウダンツツジは日本原産のドウダンツツジで、山地で白い花を咲かせているのをみることができます。
通常栽培されているドウダンツツジに比べると葉っぱが大きめで、枝数が全体的に少な目をしており、ヒロハドウダンツツジの中から葉っぱが小さく枝が密になる優良株を選抜したものが、流通している「ドウダンツツジ」と考えられています。
サラサドウダンツツジは北海道・本州に自生していて、「フウリンツツジ」とも呼ばれています。
サラサドウダンツツジは、縁の方がピンク色に染まる花を咲かせるドウダンツツジの品種で、寒さに強い反面暑さに弱い性質を持っていて、暖地で栽培していると暑さで枯れることがあります。
サラサドウダンツツジの変種として、真っ赤な花を咲かせる「ベニサラサドウダンツツジ」、太平洋沿岸地域に分布していて葉が少し大きめで赤い花を咲かせる「カイナンサラサドウダンツツジ」、サラサドウダンツツジに似たしろいはなをさかせるものの暑さに弱い園芸品種の「シロバナフウリンツツジ」などがあります。
シロドウダンツツジは、本州以南に自生していて、縁が細かく割けたようになっている白いベル状の花を咲かせます。
シロドウダンツツジの栽培品種として、花色が鮮やかな真っ赤になる「ベニドウダンツツジ」があります。
アブラドウダンツツジは、「アブラドウダン」とも、「アブラツツジ」とも呼ばれます。
アブラドウダンツツジは本州中部の山地に自生している、葉の表面が油を塗ったようにテカテカしているので「アブラドウダンツツジ」と名づけられました。
アブラドウダンツツジは初夏に緑がかった白いベル状の花をたくさん咲かせます。
栽培されていることがまれで、山地で見られることがおおいことから、「ヤマドウダン」とも呼ばれています。
Photo by toshiggさん@GreenSnapドウダンツツジは、ほかのツツジ科と同様に丈夫なため生垣などにも利用され、その強さや鈴なりに咲く花の美しさから前向きな花言葉がついています。鉢植えや切り花としても楽しめるので、大切な人へのプレゼントに花言葉を添えていかがでしょうか。
GreenSnap編集部