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房状の小さな花がかわいらしいスターチスは、白や紫など色も多彩で花壇を彩ってくれます。夏の暑さに弱いので、花壇などで楽しんだあとは、ドライフラワーとして楽しまれることが多い花です。今回は、そんなスターチスの花言葉の意味や由来のほか、種類や花の特徴についても紹介していきます。
スターチスの花言葉は「変わらぬ心」、「変わらない誓い」、「途絶えぬ記憶」です。
スターチスはドライフラワーなどに加工されることが多い花ですが、ドライフラワーにしたときに花が色あせにくいことからこの花言葉がつけられたといわれています。
ハイブリットスターチスの花言葉は「お茶目」であるので、友人関係でもプレゼントしやすい花言葉を持つ花です。
スターチスには、色別にも花言葉がつけられています。
紫のスターチスの花言葉は、「上品」「しとやか」です。
黄色のスターチスの花言葉は、「誠実」です。
ピンクのスターチスの花言葉は、「永久不変」です。
スターチスの花に毒があると思われていた方がいたことから、花言葉にも怖い意味があるとイメージされてしまったようですが、特に毒性やネガティブな意味の花言葉も存在していないようです。
スターチスの原産地は、特に地中海沿岸地方を中心としてヨーロッパです。日本へと伝わったのは、明治時代以降です。多種多様な洋風の花が輸入されていく中で、タネがわたってきたのは1910年〜1920年代とかなり遅かったようです。
スターチスの開花時期は4月から7月で、房状の小さくかわいらしい花を咲かせます。花色は様々で白のスターチスはドライフラワーで人気です。
花のように見えますが、これは葉っぱが変化した萼(がく)で、本物の花は萼の中に咲きます。基本的に小粒の花が一つの茎先に群生するような形で咲いています。
スターチスの仲間には、一・二年草であるシヌアツム種、多年草のベリディフォリウム種やらティフォリウム種、低木に当たるイソマツ属が挙げられます。
中でもシヌアツム種は、桃色、白、青といった多様な色合いの萼が美しく、日持ちがいいことから切り花やドライフラワーによく使われています。
多年草のスターチス品種は、苗や種で流通する「宿根スターチス」と呼ばれています。
イソマツ属に当たる植物は、海岸や砂漠などの環境で育つものが約300種ほど知られています。中でもイソマツは日本の伊豆諸島、屋久島、沖縄の沿岸にある海水のかかる岩で育つ植物として、国内でもよく知られています。
スターチスは夏の暑さに弱いため夏越しが難しい花です。なので、ドライフラワーで楽しむことをおすすめします。
ドライフラワーだとつくることも難しくなく、長い間そのままの姿で保存できるので、もらった花束にスターチスが入っていたらドライフラワーにしてみてください。
白のスターチスのドライフラワーはどんなものにも合わせやすいのでおすすめですよ。
GreenSnap編集部