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白く小さい花なのに冬の寒さに負けず咲くスノードロップはとてもすてきですよね。冬のガーデニングでも大活躍です。今回は、そんなスノードロップの花言葉や由来のほか、。一部で「死」や「怖い」と噂されることについてもご紹介していきます。
スノードロップの花言葉には、「希望」、「慰め」という意味があります。
スノードロップの花言葉は、聖書のエピソードからきているようです。
禁断の実を食べてエデンの園を追放されたアダムとイヴを慰めるため、降っていた雪を天使がスノードロップの花に変えた話から由来したといわれています。
スノードロップの花言葉には、「あなたの死を望みます」という裏の花言葉があるとも噂されています。
このような噂が広まった要因として、イギリスの一部の農村地域には、昔から「亡くなった恋人の遺体にスノードロップの花を置いたら、雪の片になってしまった」という言い伝えがあるため、「スノードロップは死の象徴である」という文化が残っていることに由来していると考えられます。
日本ではこの怖い花言葉はあまり浸透していないため、あまり気にしなくても良いと思いますが、もし気になる方は贈る相手には注意をした方が良いかもしれませんね。
英名「スノードロップ」は「雪のしずく」の意味で、和名では「待雪草」「雪の草」とも呼ばれています。いずれにしても純白な「雪」という名前にピッタリですよね。
ヨーロッパではスノードロップはとてもポピュラーな花ですが、国ごとに様々な伝説が今に言い伝えられています。少しご紹介してみましょう。
自分に色がないと知った雪は、色を分けてくれるよう花々に頼みました。雪は断られてしまいますが、唯一それに応じたのが純白なスノードロップだったといいます。そのため雪の妖精と呼ばれるようになりました。
スノードロップの花をお正月前に見つけると翌年は幸運に恵まれるという言い伝えがあります。
イギリスの農村地方では、スノードロップは死に装束を連想させる不吉な花として言い伝えられています。乙女ケルマはスノードロップを摘んで、死んだ恋人の傷の上に置きました。すると、彼の肉体は「雪のしずく」になって消えてしまったという言い伝えから、スノードロップを家の中に持ち込むと不幸が起こるといわれています。
スノードロップは冬の終わりから春にかけて咲く花で、春を告げる花といわれています。真冬に6枚の白い花を咲かせ、ヨーロッパでは古くから親しまれています。
スノードロップは、ヨーロッパからコーカサス山脈にかけて15種類ほどが自生しています。中でも有名な品種を紹介していきます。
日本ではこの品種が広く栽培されていて、オオマツユキソウとも呼ばれます。
寒い地方に分布していて、日本で栽培されることはほとんどありません。いくつか園芸品種が存在する品種です。
スノードロップは、お花がなくて寂しいと思われがちな冬に、とても重宝される冬のお花です。2月には花を咲かせるので、スノードロップの花と花言葉を贈って、冬に植えるのを楽しんでもらいましょう。
ただし、スノードロップの花言葉には一部怖い意味が噂されていますので、気になる方は贈る相手はきちんと見極めておきましょう。
GreenSnap編集部