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観葉植物のヒポエステスは、緑色の葉っぱに白や赤、淡いピンク色の細かい斑模様が入っているのが特徴です。今回の記事では、ピンクの葉っぱがかわいい「ヒポエステス」について詳しく紹介していきます。
ピンクの斑模様の葉っぱが特徴的なヒポエステスは、常緑の多年草です。南アフリカ、マダガスカル、南西アジアが原産で、約40種類が分布しています。
斑の色によって、ホワイトスポット、ピンクスポットなどの多くの品種があり、その姿からソバカスソウという別名もあります。
葉っぱが美しく個性的で、観葉植物やミニ観葉として楽しまれていますが、寄せ植えのアクセントとしても楽しめます。
土の代わりにハイドロカルチャーで育てることもでき、虫がつきにくく、清潔で育てやすく、リビングやキッチンなどでも楽しむことができます。
ヒポエステスは日当たりか明るい半日陰で育てる必要があります。少し耐陰性があり暗い室内でも枯れませんが、日照不足になると徒長してしまうので、間延びしたら茎を切り戻し、日当たりの良い場所に移動させましょう。日光に当てた方が斑模様がきれいに出ます。
真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので、日陰へ移動させるか、よしずをかけて遮光しましょう。寒さにはさほど強くなく、耐寒温度は5度です。冬は暖かい室内に取り込みましょう。室内でガラス越しの日光に当てて、日光不足に注意しましょう。
冬は水やりを控えめにし、乾かし気味にすることで耐寒性が上がります。春と秋は表面が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。夏は1日1回必要です。
肥料は育成期の春から秋にやりましょう。置き肥の場合は2ヶ月に1回、液体肥料は2週間に1回やります。病気にも注意しましょう。
春から秋に炭疽病が発生する場合があるので、葉っぱに褐色で円形の病疽ができたら、殺菌剤を散布する必要があります。株や葉の風通しを良くすることで病気の予防になります。
今回は、ピンクの葉っぱがかわいい観葉植物「ヒポエステス」についてご紹介しました。寄せ植えにして育てるのも、インテリアとして飾るのもおすすめなので、ぜひ育ててみてくださいね。
松本光男