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春の季節を告げる黄色い花、ミモザ。3月8日はミモザの日でもあり、この時期になるとお花屋さんに黄色い花々が並び始めます。ミモザはドライフラワーになっても色褪せないので、花瓶にいけて飾る以外にも、リースやスワッグなど、いろんなアレンジメントが楽しめますよ。
今回は簡単にできる、ミモザの花について、ミモザでできる簡単アレンジ術をご紹介します。
じつは、ミモザはアカシア属の花木の総称であり、ミモザという特定の植物はないんです。
ミモザとしてお花屋さんによく出回るのは「ギンヨウアカシア」や「フサアカシア」が多いですが、どれも小さくて黄色いポンポンのような花をつけます。
イタリアでは3月8日に男性から女性へ、感謝の気持ちをこめて、ミモザの花をプレゼントする「ミモザの日」という文化があります。この日はイタリアの街中が、ミモザを持った人々であふれかえるのだとか。
ミモザの花言葉は「感謝」ですが、これはそんなイタリアのステキな文化に由来しています。
ミモザの花はドライフラワーになっても色褪せしにくく、美しい黄色い花が長く楽しめます。また、枝も柔らかいので、いろんなアレンジメントができて、さまざまな飾り方ができますよ。ここからは、ミモザの花でつくれるアレンジメントをご紹介します。
ミモザの花は枝ごとざっくり切って、大胆に飾るのがステキです。大きめのカゴに入れて、エントランスや玄関などに床置きで飾ってみるといいでしょう。
水につけずに入れておけば、そのままドライにすることもできますし、カゴの中に水を染み込ませたフラワーフォームなどをいれて挿しておけば、しばらくはフレッシュな花が楽しめます。
ミモザの花は、その独特の形状もあり、他の花と合わせるのが少し難しいと感じることもあります。そんな時は、黄色の花で統一してみるのはどうでしょう。ビタミンカラーの黄色でまとめてみると、まさに春がやってきたような華やかさが部屋中に広がります。
花器はガラスでもいいですし、あえて色物を組み合わせてみるのも上級者のテクニックです。ちなみに風水では、黄色い花は西の方角に飾ると金運がアップするといわれています!
ミモザの花を部屋に飾るなら、背が高めの花瓶・フラワーベースがおすすめです。枝はなるべく長めに残し、水に浸かる部分の余分な葉は落として、花器に挿してみましょう。
すると、実際にミモザが街で咲いているように、花がたわわに垂れ下がるように飾ることができ、ミモザの魅力がグッとアップします。ユーカリ・グニーなど、シルバー系の葉物と合わせるのもステキです。
ミモザは枝が一本長い状態で剪定できるので、リース作りにぴったりの花材です。枝をくるんと丸くして麻紐などで止めれば、あっという間にリースの完成です。途中でちょんちょんと枝が出てきても、それがかえって味わいにも。
気になるようなら巻き込んだり、カットして小さな花器に飾ってもいいですね。そのまま飾っておけば、自然とドライになり、薄い黄色の花がだんだんと深い辛子色のようになっていきます。ミモザのリースのシックな色合いは、インテリアにもよく馴染みます。
ミモザといえば、ドライフラワーにして楽しむのがすっかり主流になりました。スワッグは、どこにでも吊るして飾っておけるので、ミモザの花を楽しむのにぴったりです。たくさん束ねれば束ねるほど、華やかでボリューミーに。ドライに適した他の花と組み合わせてもステキです。
ミモザの花をドライフラワーにするなら、フレッシュな状態ですぐに束ねるのがベスト。直射日光が当たらず、風通しのよい場所に吊るしておくと、1~2週間で自然とドライフラワーになります。
スワッグにしてドライフラワーにしたミモザの花は、ガラス瓶などに挿して飾っておけば、インテリアの一部として長くお部屋で楽しめます。
ドライフラワーにすることで、フレッシュな花よりもグッと扱いやすくなり、好きな場所に飾っておくことができるのもメリット。お気に入りのコーナーに、雑貨と一緒に飾っておくのもステキですね。
アレンジをする途中で折れてしまったミモザの小さな枝は、シリカゲルなどにいれてドライフラワーにしておくと、ちょっとしたアレンジに使えます。
こんな風に、他のドライフラワーとボトルに入れてインテリアとして楽しんだり、手紙や贈り物などのラッピングにちょこんと添えてみてもかわいいですよ
ミモザの花はアンティーク調のアイテムとの相性も抜群です。たとえば、こんなアンティークの手押し車だったり、ブリキのジョウロやミルクポットなどに枝ごとざっくり入れて、お庭や玄関先に飾ってみるのはいかがでしょうか?
こんなアイテムがお庭で眠っていたら、ミモザを挿して飾ってみましょう。
ミモザの花は、スワッグにしたりリースにしてドライフラワーにすることで、長くインテリアとしても楽しめます。また、落ちてしまった小さな枝も、組み合わせ次第で可愛く活用できますよ。ミモザを手に入れたら、ぜひアレンジをしてみてくださいね。
もっといろんなミモザの花のアレンジメントアイデア見たい方はコチラ⬇︎
内田アリ