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こんにちは。花と多肉好きライターのariです。
お庭の木々が少しずつ芽吹き、花が次々と咲きはじめる4月。この時期になると自然と気分も軽やかになってきますよね。花を少し切って家のなかにかざるだけで、部屋にも爽やかな春の風が吹くようです。こんなあったかい春にお花を飾るなら、ガラスの器がぴったり。透明感のある花器が、春のお花をより引き立ててくれますよ。
ということで今回は春のお花とガラスベースを使ったアレンジをご紹介します。
小さめのガラスベースは、ひとつ持っておくと便利です。茎が細めの繊細なタイプの花なら、口径が小さいガラス花器がぴったりですよ。口径が小さければ小さいほど、花が安定するので、初心者さんでも使いやすくおすすめです。お庭で茎が折れてしまった一輪だけを、気軽に飾ることもできますね。
オレガノケントビューティーは、爽やかなグリーンと紫が印象的な春の旬の花。しばらくは花器で楽しむのもいいですが、ドライにしても退色しづらいので、ドライフラワーにして楽しんでみてもいいですね。
しっかりめのガラスベースで花をかざるのもいいですが、野の花や小花をさりげなくかざるなら、こんな空き瓶を活用してみるのもおすすめ。ストンとしたシンプルなフォルムは、4、5本をざっくり飾るのにちょうどいいでしょう。
花かんざしは、小さな白い花が一面に咲くナチュラル感が魅力です。丸くて可愛らしい花は、食卓にさりげなくかざってもいいですし、キッチンや洗面所などにちょこんとかざってみると、暮らしに優しい彩りを与えてくれます。
無色透明のガラスの花器は万能に使えますが、あえて買い足すなら、こんな色付きのガラスベースはいかがでしょうか。ブルーグリーンのガラスの花器なら、白や黄色、ピンクの花をかざるのも可愛いですが、こんな風にグリーンを挿してみるのもいいですね。ハンギングタイプのガラスの花器も人気です。上から吊るしてみると、光がガラスを通り、また違った魅力が感じられます。インテリアの一部として、素敵に空間を彩ってくれるはず。
バラなどのように、ボリュームを出して飾りたい花は、何本か束ねていけましょう。茎を少し短めにカットして、背が低いガラスベースにいけてみると、丸みのあるブーケのようにかざることができます。口径はなるべく小さめの方が、花がキュッとまとまるので使いやすいですよ。花の形や特徴、ボリューム感に合わせて花器を選ぶようにすると、花が最大限に美しく見えるようにいけることができますね。
ラナンキュラスなどボリューム感のある花は、少し高さのあるガラスベースで、ゴージャスにかざるのもいいですね。グリーンと合わせてかざってみると、花に安定感が出て、バランスもよく見えます。くびれのあるガラスベースは、初心者にも使いやすいフォルム。くびれ部分が茎をまとめてくれるので、花が不自然にばらけず、ガラスベースの口に花がふんわりと広がります。
チューリップのように、スッと縦に伸びる花は、背の高いエレガントなガラスベースがお似合いです。口径が広めの筒型は安定感があるため、プレゼントされた花束をそのままかざったり、たくさんお花をいけると華やかです。また、お掃除がしやすいのもひとつのメリット。チューリップは同じ色を4、5本をざっくり飾ってみると、バランス感もあり、春らしさ満点です。
春は送別会などのイベントなどで一度にたくさんのお花をいただいて、お部屋にかざることもありますよね。磁器や陶器の花器は、組み合わせ方が難しい場合もありますが、ガラスの花器は複数に並べてかざっても、お互いに邪魔をしないので合わせやすいです。もし、ガラスの花器をテーブルなどに並べるのであれば、色のバリエーションを変えてみたり、花の高さに変化を持たせるなど、ちょっとした工夫をしてみましょう。
シンプルでまん丸のガラスベースは、口にそってふんわりと花が広がり、360度どの角度から見ても花が素敵に見えます。花のバランスも取りやすいので、実は花がいけやすい花器でもあります。たくさんの花を飾っても、ガラス素材が花を邪魔せず、より引き立ててくれますね。今が見頃のクリスマスローズは、単色で飾ってもいいですし、こうやっていろいろな色の花を組み合わせても素敵です。
ヒヤシンスやサボテンなどの水耕栽培は、ガラスの器で育てることで、また違った楽しみ方があります。根がたくましく伸びる様子をガラスの外側から観察できるはず。窓際に並べてみると、インテリアとしても楽しめるのも魅力のひとつですね。ガラスとグリーンの組み合わせも、これからの季節に爽やかです。
ガラスのフラワーベースはインテリアとも馴染みやすく、花をいけるのに慣れていない初心者さんでも使いやすい素材です。また、春の華やかな花をより引き立ててくれるので、これからの季節にはぜひ選びたい花器ですね。花の種類やボリューム感、背の高さによって、何種類かの花器を使い分けるのがコツです。ガラスのフラワーベースを上手に使って、春の花を家にかざってみましょう。
内田アリ