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秋の代表の花の一つであるリンドウ。その青紫の花を見ると秋を感じられますよね。薬用としても利用されるリンドウが秋の七草に入っていないのは少し不思議なくらいです。また、アレンジメントでも人気があり、敬老の日のプレゼントとしてリンドウのフワラーギフトを贈ったりもされています。
今回は、そんな美しいリンドウの花言葉や種類を中心に、薬用としての効能や由来を紹介していきます。
リンドウは秋になると、群生せずひっそりと1本ずつ、紫色の花を咲かせます。その凛とした花姿が、悲しみを思わせることに由来したといわれています。
リンドウは昔から薬草として利用されていました。このことから、リンドウは病気に打ち勝つというイメージがつき、このような花言葉がつけられたといわれています。
リンドウの花言葉は怖いという噂話もあるようですが、実際そのような意味はつけられていません。もしかすると、「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉が少し怖い印象を与えてしまうのかもしれませんね。
リンドウは中国で「竜胆」と呼ばれます。これは、根の味が竜の肝のように苦いことに由来しています。
リンドウの花は、晴れたときにだけ空に向いて開花します。涼しげな花姿から、鉢花としてだけでなく、切り花として花束などでも人気があります。
一般的なリンドウはそこまで強い毒性があるわけではありません。ただし、名前の由来にもなるほどの強い苦味をもちます。そのため、リンドウを大量摂取したり、人によっては消化器系の不調を引き起こす可能性もあるといわれているため、誤飲には注意すべきでしょう。
リンドウを適切に扱えば、苦味から唾液や胃液などの分泌を促進させ、胃などのバランスを整える効果も期待できます。西洋では「ゲンチアナ」という名で健胃薬として、中国では漢方薬として利用されています。
リンドウは「誠実」という花言葉を持つことから、敬老の日のフラワーギフトとしても人気です。青紫の色なら男性にも贈りやすいですね。
日頃の感謝の気持ちを込めて、敬老の日にはぜひリンドウの花を贈りましょう。ただし、気になる人はペットや子供のいる方へ贈るのは避けた方がいいかもしれません。
GreenSnap編集部