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観葉植物を育てる上では、太陽の当て方も重要です。よくあるトラブルのケースが、お店の人に光に当てた方がいいと言われて外にずっと出しておいたら弱ってしまった…というものです。外に出す場合は、夏と冬に特に注意が必要です。
観葉植物を日光に当てようと思うとき、外に出す時間には注意が必要です。
夏は太陽光が強烈に降り注ぐので、昼の直射日光が植物に当たってしまうと、葉焼けが起きて痛む原因になってしまいます。太陽がのぼりきる前の午前中だけにしておきましょう。
また、冬は暖かい日中に屋外に出したものの、気温の下がった状態でそのまま置き忘れて、一日で葉が真っ黒に枯れてしまう、というケースも。11時〜14時の日光があたたかい時間帯だけ外に出してあげましょう。
植物には光合成をして栄養を作るという前提があるので、太陽の光に当てるのは良いことです。しかし、光が強すぎると、温度が高くなって痛みやすくなる原因となってしまいます。
ちょうど良い光の当たり方については、熱帯地方をイメージしてみるのがおすすめです。ジャングルの中は湿度にあふれていて、背の高い木が生い茂り、直射日光が当たらないものの、木漏れ日などで非常に明るくなっています。
こういった場所が観葉植物の育ちやすい環境のイメージです。
水をあげたあとに日光に当てる、適度な日陰を作るなどして工夫してあげてくださいね。
直射日光を苦手とする観葉植物であれば、外に出すのは控えて、レースのカーテン越しの明るい日陰に置くことをおすすめします。夏の直射日光を遮ってくれるので、植物が元気に育つことができます。
日陰に強い観葉植物であれば、蛍光灯の明かりでも育ちます。蛍光灯や白熱灯といった日陰で育てる場合には、週3、4回ほど日光の当たる場所に移動させ、1回につき5時間以上日光浴させてあげましょう。
今回は観葉植物の育て方における日光の当て方のコツについて、ご紹介しました。観葉植物は種類によって育ちやすい光の条件が異なるので、種類に応じた場所で育てるようにしましょう。
基本的には日当たりの良い明るい場所を好むので、適度に日光に当ててあげてくださいね。
松本光男