warning
error
success
information
春のイメージが強い「桜」ですが、じつは冬に咲く「冬桜」というものがあるのをご存知ですか?紅葉の赤と並んで、白やピンク色の花を咲かせる様子はまさに絶景です。
今回は、そんな冬桜が楽しめる、関東の名所をご紹介します。
冬桜とは、その名の通り「冬に咲く桜」の総称です。とくに冬桜のなかでも有名な品種には、小葉桜や四季桜、十月桜などがあります。
冬桜が関東で見頃を迎える時期は、10月〜12月頃とされています。また、通常の桜と同じく3月〜4月頃にも再び花を咲かせるので、2度も開花を楽しむことができます!
冬桜の開花時期には、ちょうどさまざまな木々が紅葉する時期でもあります。タイミングがよければ、冬桜と紅葉を一緒に楽しめますよ。
出典:神川町観光協会
城峯公園は、埼玉県神川町にある公園です。冬桜の開花とモミジの紅葉を同時に楽しむことができるとして知られています。近くにはハイキングコースも併設されているので、涼しくなってくる11月頃に行ってみるのもおすすめです。
出典:神川町観光協会
また、毎年冬桜の見頃である10月下旬から12月上旬の間は20時までライトアップを行っているので、昼と夜で違う雰囲気を楽しむことができます。
出典:神川町観光協会
ちなみに、城峯公園では別名十月桜とも呼ばれる、薄紅色の小さな八重の花を咲かせる冬桜を見ることができます。
出典:神川町観光協会
他にもイルミネーションも開催されているので、ぜひ遊びに行ってみて下さいね!冬桜を楽しんだあとは、近くにある宿の「神泉」に泊まるかたも多いそうです。
桜山公園は、群馬県藤岡市に位置する公園です。国の名勝および天然記念物にも指定されています。
毎年、冬桜の見頃である11月から12月中頃にかけてライトアップを行っています。日本庭園周辺の水面に光が反射する様は、うっとりするほどの美しさです!思わず写真を撮るたくなるような、美しい景色ですよね。
桜山公園では別名小葉桜という、小ぶりで一重咲きの花を咲かせる冬桜を見ることができます。花の色は白や薄紅色のものがあります。
抱湖園は、南房総でも屈指の寒桜の名所です。景勝地としても有名で「ちば眺望100景」にも指定されています。毎年2月頃に「抱湖園さくらまつり」が開催されます。
日本有数の温泉街が実は冬桜が多いエリアです。主に熱海で栽培されていることから、「熱海桜」という品種もあります。
冬桜の中でも人気の品種、河津桜の発祥の地です。河津桜祭りには、多くの観光客が訪れます。
冬桜で人気の名所「城峯公園」と「桜山公園」は埼玉と群馬ですが、じつはこの2つの公園の場所はそう遠くないんです!車だと30分程度の移動で行くことができます。せっかくなので、両方訪れてみるのもおすすめですよ。
GreenSnap編集部