秋の野菜のひとつとしてきのこは浮かんできますよね。ですが毎年200人前後が毒きのこの中毒が出ています。
きのこ狩りに行ったときに食べられるきのこと毒きのこを見分けられるようにしておき、大変な自体を避けられるようにここでいくつか覚えていきましょう!
日本のきのこは何種類あるの?
日本には名前のあるもので2000種類くらいのきのこがあるようです。名前のないきのこも合わせると4000~5000種類といわれています。そのうち食べられるきのこはおよそ100種類程度だそうです。
毒きのこの見分け方
毒きのこの見分け方には迷信が存在してます。
・縦にさけるきのこは食べられる
・ナスと煮ると中毒にならない
・塩漬けにすればどんな毒きのこでも食べられる
・虫が食べられるきのこは食べられる
などなど、言われていますが全部迷信のようです。正しい知識を身につけることが大事です。
代表的な食べられるきのこ
アミタケ
アミタケは夏〜秋ころまで群生するきのこです。色は黄色味があり、加熱すると赤っぽくなります。触るとヌメり気があります。料理の食材としてもよく使われており、料理をする人なら知ってる人は多いのではないでしょうか?
タマゴタケ
タマゴタケはとても美味しいと有名なきのこです。毒きのこのような見た目ですので、誤食にはくれぐれも気をつけましょう!
ムキタケ
ムキタケは皮をむいて食べることからその名前がつけられました。時期は晩秋となっています。
クリタケ
クリタケは名前の通り栗色をしています。自家用におすすめされていて一度繁殖してしまえば数年は発生し続けてくれます。
ナラタケ
ナラタケは春から秋にかけて針葉樹や広葉樹の枯れ木や切り株などに群生または束生します。生でたべてしまうと中毒症状を起こす恐れがあるので必ず煮るなど火を通して食べるようにしてください!
絶対に食べてはいけない危険な毒キノコ
ツキヨタケ
ツキヨタケはシイタケやムキタケと似ているため中毒が多く発生しています。特徴は太くて短く、ヒダは暗闇で青白く発光します。症状は腹痛、下痢、嘔吐など。
クサウラベニタケ
クサウラベニタケの特徴は生長するとヒダがピンク色になることで有名です。シメジ類と似ているため誤食されてしまうことが多いきのこです。 症状は腹痛、下痢、嘔吐など。
ドクベニタケ
ドクベニタケはその名の通り毒きのこです。特徴は鮮やかな赤いカサをしていて、輪を描くように発生します。味はとても辛く、苦いと言われています。
テングタケ
テングタケは初夏から秋にかけて発生し、表面に白いイボが無数にあるのが特徴です。味や匂いは特にありませんが間違って食べてしまうと30分ほどで嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れ,神経系の中毒症状,縮瞳,発汗,めまい,痙攣などで呼吸困難に陥ることがあるので注意してください。
ドクツルタケ
ドクツルタケはおそらく日本で一番毒性が強く、危険な毒きのこでしょう。毒性の強さでは群を抜いていて一本食べれば確実に死ぬと言われています。発生環境広く森林内ならどこでも発生するので白いきのこは絶対に食べないようにときのこ狩りでも言われているほどです。
秋のきのこ狩りは気をつけよう!
ここまで紹介してきた他にも毒きのこはまだまだたくさんの種類があります。
秋の味覚の一つであるきのこですが正しい知識を持ち、安全に食べられると判断できないものは取らない、食べない、売らない、人にあげない、これをぜひ守ってください!
食べられるきのこはレシピも出ているので調理しておいしく食べましょう!
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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