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こんにちは!GreenSnap編集部です!
今回は自宅のお庭アンケート【雑草編】です♪
お庭をお持ちなら、雑草の悩みにぶつかりますよね。
そんな身近な悩み、雑草に対して前回に引き続き、株式会社ダスキン トータルグリーン事業部 アドバイザーの平野雅親(農学博士)さんにお答えしていただきました!
お庭の雑草でお困りの方が多数いらっしゃいます。
次々に生えてくる雑草の悩み
昭和天皇が「雑草という植物はない。」とおっしゃっておられたように、雑草は1種ではなくいろいろな種類があります。
分類的にはイネ科、カヤツリグサ科、広葉など、発生回数では1年生や多年生、生態的には種子繁殖、地下茎や球根による繁殖など、多様性に富んでいます。したがって、お庭にはいろいろな雑草が次から次へと発生して、悩みの種となっています。
雑草をどのように防除したらいいの?
いろいろな植物を植えているお庭の雑草対策は悩みの種ですが、こまめに抜くのが肝心です。
手で抜く、鎌で刈る、草刈機や刈払機を使用する、などの方法があります。植物が植わっていない場所には、雑草が生えないように防草シートや砂利などの防草資材を施工することがお勧めです。
防草資材を使用しても、施工方法が不適切であると雑草が生えてくることがありますので、専門家にご相談ください。
空き地や駐車場など植物の生えていない場所で使用できる除草剤(非選択性除草剤)がありますが、そのような除草剤は、樹木や草花などにかかったり、土壌に処理された除草剤が植物の根から吸収されたりすると薬害を生じますので、取り扱いには十分注意してください。
我が家には芝生をお庭に敷いていて、そこに生える雑草に困っています。
芝生にも多種類の雑草が生えますが、春と秋に発生する雑草の種類が多いです。芝生の雑草防除には、芝生用に登録されている除草剤を使用します。
ラベルには、どんな雑草に効くか、いつ処理するのが良いかなどの情報や安全に使用するための注意事項などが記載されていますので、必ずよく読んでください。
芝生用の除草剤が芝生以外の植物にかかると薬害を生じる可能性がありますので、注意してください。
雑草の成長を抑制する「植物成長調整剤」を用いて、雑草を目立たなくする方法もありますので、専門家にご相談ください。
今回は一番身近なのに意外と知らない雑草の性質が明らかになりました!
専門的な知識をもっと聞きたい!お庭の環境を改善したい!と思った方は
平野雅親博士もいる、お近くの『ダスキントータルグリーン』に相談してみましょう♪
次回は「剪定編」の解説をしていただきたいと思っています!お楽しみに!
GreenSnap編集部