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紫陽花を母の日などにプレゼントしようとお考えの方も多いのではないでしょうか。大切な人に贈る前に、紫陽花の花言葉を確認しておきましょう!
この記事では、紫陽花の花言葉を中心に、GreenSnapユーザー589人にとったアンケート結果から、紫陽花をプレゼントするときに参考になる情報などをご紹介します。
紫陽花の花言葉は「家族」「団らん」「和気あいあい」です。
この花言葉は紫陽花の小さな花がひしめき合って咲く姿に由来しています。もともと紫陽花の語源は藍が集まって咲くという意味の「集真藍(あづさあい)」からきているので、このことも花言葉の由来の一つになっています。
ポジティブな意味があるので、母の日や家族・友人などのプレゼントに人気です。
じつは紫陽花には「移り気」「浮気」という少し怖い花言葉もあります。
これは紫陽花が開花期間中にどんどんと花色を変化をしたり、同じ紫陽花でも土によって花色がいつのまにか変化する性質が由来しています。このようなネガティブな意味の花言葉もあるということは、知っておくといいでしょう。
ほかにも、紫陽花がもつ毒性から、怖いイメージを持つ人も少なくないようです。
実際、紫陽花をプレゼントされた側は、「移り気」や「浮気」という花言葉によってネガティブな気持ちになるのか、アンケートを取りました。
結果は77.4%という約8割の方が、紫陽花のネガティブな花言葉を気にしないという回答になりました。
その一方で、約2割の人が嫌な気分になる、記念日やパートナーからもらうと気になると答えているので、恋愛関係のお相手に贈るのは慎重になった方がいいかもしれませんね。
母の日や家族・友人へのプレゼントには問題なさそうです。
ピンク | 「元気な女性」「強い愛情」 |
青 | 「冷淡」「無情」「あなたは美しいが冷淡だ」「高慢」 |
紫 | 「謙虚」「清澄」「神秘」 |
白 | 「寛容」「ひたむきな愛情」 |
緑 | 「ひたむきな愛」 |
秋色 | 「辛抱強い愛」 |
ピンク色の紫陽花には、「元気な女性」「強い愛情」の花言葉があります。「元気な女性」は、フランスでつけられた花言葉です。フランスの土壌の性質は、アルカリ性に傾いている場合が多いため、ピンク色の紫陽花が咲きやすい傾向にあります。
フランスでも紫陽花の開花期は6〜7月ですが、日本と違い湿気が少なくカラッとした快適な環境下で花を咲かせます。そんな気持ちのよい気候の特徴と、カラフルな花色にちなんで「元気な女性」の花言葉がつけられています。
また、ピンク色は「母性」や「愛情」を表す色でもあります。「強い愛情」は、母親を連想させるような花言葉で、花色の特徴を実によく表しているといえるでしょう。
青色の紫陽花には、「冷淡」「無情」「あなたは美しいが冷淡だ」「高慢」という花言葉があります。
雨の日が続く梅雨時期に耐え忍ぶように咲いている花姿から、「あなたは美しいが冷淡だ」「冷淡」「無情」などの少し凛とした印象の花言葉がつけられたとされています。
また、青色をはじめとした寒色は、神秘的で凛とした印象と冷たい印象を喚起させる色なので、「清澄」のような神秘的な花言葉と、「高慢」のような冷たいイメージの花言葉の両方を持っているのです。
紫色の紫陽花には、「清澄」「神秘」という花言葉がつけられています。
紫色はそもそも遥か昔から高貴な色として扱われてきましたが、それは紫の色素を扱うのが難しかったため、衣類などに使えず希少なものと位置付けされていました。
それゆえ、紫色の紫陽花にも神秘的な花言葉がつけられたと考えられます。
白の紫陽花の花言葉は「寛容」「一途な愛情」です。何にも染まっていない白色は、全てを包み込むようなイメージであることから「寛容」の花言葉になったとされています。
また、白色の紫陽花は土の性質を受けず花色が変化しません。それが「一途な愛情」を連想させるとしてつけられたそうです。
緑色の紫陽花の花言葉は「ひたむきな愛」です。緑色の紫陽花も白色と同じように、土の性質の影響を受けないので、ずっと同じ花色が楽しめるとことからこの花言葉がつけられました。
秋色紫陽花の花言葉は「辛抱強い愛」です。
この花言葉は、ドイツ人の博物学者シーボルトが日本に滞在していた際に、お滝さんという名前の女性に出会ったものの、スパイ容疑をかけられ国外追放となり、2人は引き裂かれてしまったという悲恋に由来しています。
ドイツに帰国したシーボルトは、日本から持ち帰った紫陽花に最愛の女性であるお滝さんの名前にちなんで「オタクサ」と学名をつけて世界に紹介しました。離れても強く想いを寄せていることから「辛抱強い愛」の花言葉が誕生したとされています。
紫陽花にもいろんな花色がありますが、そのなかでも、もらってうれしい人気の花色はどれか、GreenSnapユーザー598人にアンケート調査をしました。結果はこちら。
意外にも珍しい「秋色紫陽花」が1番人気という結果になりました。
秋色紫陽花とは、グラデーションが鮮やかな花色の紫陽花のことで、そのアンティークな風合いに人気が高まっています。定番になりつつある紫陽花のプレゼントは、花色をうまく選んで飽きがこないようにしてあげたいですね。
紫陽花は切り花でも鉢花でも楽しめますが、それぞれもらってみて実際にうれしいかどうかアンケートを取りました。
結果、うれしいと答えた人は、切り花が79.8%、鉢花91%ということで、どちらかというと鉢花の方が喜ばれるという結果になりました。
どちらも大多数のの方が嬉しいと答えていますが、中にはうれしくないを選択した方もいるので、意見をうかがってみました。
紫陽花は正しい水揚げをすることで、1週間以上は花持ちが続く花です。自分で飾るときはもちろん、プレゼントするときには、下記の紫陽花の水揚げ方法を一緒に伝えてみるのもおすすめです。
花が終わりかけたらドライフラワーにするのもおすすめです。
この紫陽花MAPはGreenSnapユーザーの投稿をもとに、紫陽花の名所をまとめ、投稿から直近の開花状況がわかるマップです。
ぜひお近くの紫陽花の名所を探してみて、おでかけしたらGreenSnapにも投稿してみてくださいね!
鉢花(鉢植え)の紫陽花の花が終わったら、剪定と植え替えをしましょう。
剪定は、花がついている茎だけ切ります。花から下へ数えて2〜3段目の葉っぱの生え際2cm上でカットすればいいだけです。
また植え替えは剪定と同じ時期におこないます。一回り大きい鉢と、紫陽花専用の培養土か草花用培養土を用意して植え替えましょう。
見た目が華やかな紫陽花は、贈り物としても人気を集めている花です。さまざまな花言葉を持っているので、お祝いのシーンに合った花言葉の花色を贈るのも喜ばれるでしょう。
なお、花色によっては、ポジティブな意味とネガティブな意味の両方の花言葉を持っているので、プレゼントするときは慎重に選びましょう。
今回ご紹介した花色人気ランキングや、喜ばれるプレゼントのしかたを参考に贈ってみてくださいね。
GreenSnap編集部