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ドイツトウヒはもみの木に大変似ているといわれる植物です。ドイツトウヒは大きくなると軽く人間の背丈を超えるくらいに大きくなります。ドイツによく自生しているドイツトウヒは、実は日本との関わりも深く、日本には明治時代にはすでに渡来していたのです。そんなドイツトウヒの育て方を見ていきましょう。
ドイツトウヒは暑さにも寒さにも強いため、北海道を含めた日本中で栽培できます。また、日陰でも育てることもでき、植える場所はあまり選びません。とはいえ、やはり日当たりの良いところのほうが育ちは良く、地植えの方が好ましいです。
ドイツトウヒへの水やりは、表土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。地植えの場合には特に水やりもいりません。
ドイツトウヒへは、春頃になったら緩効性肥料を与えます。ただし、肥料なしでも育ちやすいので、必ず必要というわけではありません。
ドイツトウヒを育てるときは、赤玉土や腐葉土を混ぜた用土を用いましょう。
ドイツトウヒはかなり大きく成長するので、十分なスペースを確保しておきましょう。最低でも、ほかの木や植物から2メートル程度は離して植え付けてください。
ドイツトウヒは鉢植えで育てることも可能です。鉢で育てると、成長を抑制できるメリットがあります。ドイツトウヒをもみの木のように、クリスマスツリーなどに利用したい場合は、鉢植えがおすすめです。
また、植え替えは基本的に行いません。特に、ドイツトウヒが大きくなってから移植をするのは危険です。一度植え付けたら、なるべくその場所で育てるようにしましょう。
ドイツトウヒは松ぼっくりなどを使って増やします。
ドイツトウヒを冬にクリスマスツリーとして用いるためには、しっかりと剪定などをしてシルエットを整えておきましょう。剪定時期は3月頃が適期です。なお、鉢は乾燥させないように気をつけてください。
また、ショッピングセンターなどでクリスマスツリー向けのドイツトウヒが5000縁程度で売られていることもあります。
ドイツトウヒの栽培で注意すべき病気や害虫は、特にありません。
ドイツトウヒは大きくなると実にたくましくなります。モノによっては樹高も50m近くなるくらいです。年に1m程度成長することもあるくらい成長スピードも早いです。このため、鉢で育てていると育つスピードが早すぎて管理しにくくなることもあるので気をつけてください。
ぜひドイツトウヒを育てて、クリスマスにもみの木の代わりに飾り付けを楽しんでくださいね。
※トップ画像は森 森さん@GreenSnap
GreenSnap編集部