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赤色の花を咲かせる多肉植物は少なくないですが、その中でも外見と赤い花とのギャップが大きい種類を紹介します。ただし、ここで紹介した種類の多肉植物が必ず赤い花を咲かせるわけではないので、ご注意ください!(他の色の花が咲く場合もあります)
アデニウムはキョウチクトウ科の多肉植物です。
「砂漠のバラ」といえばこの植物の事で、目を引く太い茎は肥大して、枝分かれしています。
この先に花を咲かせます。花色は4種類。白、ピンク、赤紫、そして赤色です。
色味も「真紅」に近い色をしており、茎と調和が取れない程の美しさを醸し出しています。
不均衡な肥大した茎に、この様な「完成形」とも言える美しい花が咲く。そのアンバランスさが面白い種です。
銀粧玉はサボテン科の多肉植物。サボテンの中でも大輪の花を咲かせるものを「花サボテン」と呼びます。
銀粧玉はまさに読んで字のごとく、「銀の化粧をした玉(宝石?)」の事。
雪原の事を銀世界と表現しますが、銀粧玉の針はまさに雪の様。
まんまるの体に雪のように白い針が「お化粧」されています。
そして、咲かせる花は全く対照的な真っ赤なお花(紫っぽいピンクの場合もあります)。
ただお上品では終わらない多肉植物の奥深さを感じることが出来ますね。
白檀はサボテン科の多肉植物。
匍匐性(這うこと)があり群生(同じ個体の集まり)する特徴があります。
匍匐性+群生という事は、上ではなく横這いで茎が成長するという事。
うねうねとした触手の様な茎が植木鉢から溢れ出ているなんて事もしばしば。
こちらにまで迫って来そうなその勢いは若干の恐怖も感じますが、そのイメージを取り払う花はハッと息を呑む程の美しさ。
無秩序に伸び続ける茎の群れの中に、ポツポツと赤色(もしくは明るい黄色)の花が浮かびます。
砂漠の中でもたくましく生きようとする、サボテンの生命力をありありと示している様ですね。
赤い花を咲かせる多肉植物についてご紹介しました。
エレガントな印象も素敵ですが、主張の強い赤色は多肉植物の凛とした美しさを引き立てていますね。
ELLY