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多肉植物リトープスをご存知ですか?リトープスは見た目がユニークで多数の愛好家がいるほど。
今回はそんなリトープスについて詳しく知るため特徴や育て方などをまとめてみました!
リトープスはハマミズナ科リトープス属の多肉植物で、和名をイシコロギク、通称メセンとも呼ばれています。
扁平な球状の葉が2枚合わさって融合しているかのようなユニークな形をしています。
原産地はアフリカ南部の砂漠、乾燥した場所で、大きさは5㎝前後と小ぶりです。
緑や茶、濃紅、クリーム、灰色などのものがあり、カラーリーフとして親しまれています。
「脱皮する生きた宝石」と呼ばれるように、本当に脱皮なんてするのでしょうか。
リトープスは一年に一回、外側にある古い葉がしおれ、同時に中から新しい葉が形成されるので、まるで脱皮をしたかのように見えるのです。
また、個体差はありますが、メセンの仲間であるコノフィツムなども同じように「脱皮」をします。
園芸品種として流通しているリトープスは種類がたくさん。
最もポピュラーで丈夫な普及種「日輪玉」は大型の葉には褐色の地の色に濃褐色の網目模様が入ります。
「大津絵」は中型種で灰緑色の地色に緑の粗い網目模様。
「紅大内玉」はピンク色の葉の上面が赤紫色になっていて華やかで目を引きますが、性質が弱く栽培は難しいと言われています。
「寿麗玉」は淡い茶色の地色にこげ茶の粗い網目模様をした中型種で2枚葉の内側にも線模様がはいります。
その他に「オリーブ玉」「花紋玉」などの種類もあり、それぞれ個性的な姿をしています。
リトープスをお店で選ぶときは、ぷくっとハリのある傷がついていないものを選びましょう。
また、伸び切っているものは弱っている可能性があるので、徒長していない個体を選びます。
リトープスは湿気の少ない風通しのよい場所で管理します。
基本的には半日陰でよいですが成長期の冬場はよく日光浴をさせてください。
休眠中の夏場は完全に断水します。
また、脱皮が始まった時も水を与えるのをやめましょう。
最低気温が10℃以下の場合は室内管理がおすすめです。
土は多肉植物用のものを使用して構いません。
リトープスについて特徴から育て方までをまとめてみました。
気になった方は育ててみてくださいね。
※トップ画像はPhoto by はるなさん@GreenSnap
ELLY