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多肉植物は肉々しい葉を付け、その葉自体が花のような可憐さと魅力を持っています。
しかし、多肉植物の花の方も変わった咲き方が多く、十分魅力的なもの。
今回は野に咲く多肉植物の中でも変わった花を付ける品種をご紹介します。
エケベリアとは、北アメリカ南部からアルゼンチン北部に自生している多肉植物です。
ロゼット状と呼ばれる、バラのような形で葉が生えていくのが特徴です。
人気の高い品種が多く、その人気から園芸種が多く開発されているのが特徴の一つです。
また、エケベリアはその葉から茎がまっすぐ高く伸びて、釣り鐘状の花を咲かせるのが可愛らしいと人気の一因でもありあます。
セダムとは、近年の多肉植物のブームの火付け役とも言われているほど、人気の品種です。
北半球から南アフリカに生息する多年草で、耐寒、耐暑に優れ、初心者にも育てやすい品種です。
セダムは世界中500種類以上も存在し、中には日本原産のものもあります。
有名なもので、中国原産で東北地方に分布する赤い花を咲かせるベンケイソウや、日本原産のキリンソウなどでしょうか。
セダムは葉も個性的ですが、花も種類によって色から形まで様々で、どれもが個性的なものです。
竜舌蘭とは、メキシコを中心に自生する多肉植物で、テキーラやシロップの原材料としてよく知られています。
先の尖った多肉質の葉が放射所に広がる姿が龍の舌を思わせることから、名付けられています。
また、数十年かけてゆっくりと育ち続ける植物で、花も同じように数十年に一度しか咲かず、
咲いた後は枯死してしまうので、世紀の植物という別名があるのも特徴の一つです。
多肉植物は葉が特徴的ですが、花は咲かなかったり、咲かせるのが難しいものが多いのが難点で、
花のことを知らない人が多いかもしれません。
しかし、難しい条件を達成し咲かせた花はどれも綺麗で、美しいものばかりなので、
是非、多肉植物を育てるなら、花を咲かせてあげてみてください。
※トップ画像はPhoto by さっちゃんさん@GreenSnap
ELLY