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近年育てやすさと個性的な品種の多さから人気が高い多肉植物ですが、個性的なフォルムにばかり注目され、魅力的な花を咲かせる品種が影に隠れているように感じます。
今回は多肉植物の中で魅力的な花をつける品種を3種類紹介したいと思います。
四海波とはフォーカリアと呼ばれる品種の一種で「植物界のエイリアン」と呼ばれるほど個性的な見た目をしています。
幾つかの種類がありますが、どれも共通して地面に這うように自生します。
そして、葉の形状はトゲトゲとしていて、食虫植物と見間違えてしまいそうなグロテスクさがあります。
しかし、一方でコスモスやたんぽぽのように細く丸い花びらの黄色い花を咲かせ、グロテスクな見た目とのコントラストがなんとも美しい品種です。
金盛丸というと意外と聞き馴染みがありませんが、丸いサボテンといえば誰でも思い当たる節があると思います。
実はよく見る丸っこいサボテンもかなり綺麗な花を咲かせます。
あの丸いサボテンから数年に一度突然長い幹が伸びて来ます。
そして突然白い大きな花が開花するのです。
薄く白い花びらが重なり合うようになった、とても美しい花です。
寒さにも強く育てやすいクラッスラも綺麗な花を咲かせます。
クラッスラには様々な種類がありますが、その多くはイモムシのように葉が詰まった、円柱状の形をしています。
開花の時期になると葉と葉の隙間に蕾ができ白い小さな花が咲きます。
イモムシの隙間から花が咲く、かなりインパクトのある見た目をしています。
今回は意外と見落としがちな、花が美しい多肉植物をご紹介しました。
葉の形状だけではなく、花で品種を選ぶのも一つの方法かもしれませんね。
※トップ画像はPhoto by Tenさん@GreenSnap
ELLY