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多肉植物を育てる楽しみの一つに「増やす」事があります。
増やし方にはいろいろな方法がありますが、今回はエケベリアを増やす際に一般的に使われる葉挿しについて紹介したいと思います。
そもそも葉挿しとはどんな方法なのかについて紹介したいと思います。
多肉植物を増やすためには挿し木、株分け、葉挿しなどの方法が一般的です。
葉挿しとは、元気な葉を切り取り、土などに埋めて根を生やさせる方法です。
多肉植物の場合、葉単体でも根を生やし育つ事ができるので、その習性を利用した増やし方となります。
それでは具体的にエケベリアの葉挿しについて解説をします。
まず時期ですが、エケベリアの場合は4月から6月の間、もしくは9月から10月の間に行います。
その理由として、エケベリアは成長期と休眠期があり、先ほどの期間以外は休眠しているため葉挿しを行っても根が出ません。
エケベリアの親株の中から、元気の良さそうな葉を根元から切り取ります。
そして、切り取った付け根の部分を水で軽く濡らしてから、湿らせたバーミキュライトや赤玉土に根の部分を埋めるように挿します。
1〜2週間すると葉の切り口の部分から根が生えてきます。
葉挿し自体はそこまで難しい事ではありませんが、注意点が2つあります。
一つ目は葉挿しを行ってから土の乾燥に気をつけることです。
葉挿しでは必然的に埋め込みの深度が浅くなるので、水分が蒸発し、乾燥しやすくなります。
葉が休眠したり枯れたりするので、乾燥には気をつけましょう。
続いての注意点は、葉を切り取る際にピンセットや小さなハサミを利用することです。
葉の切り取り自体は手でちぎっても問題ありませんが、手の場合、他の部分を傷つけてしまったりするリスクもあるので、親株のダメージにならないように丁寧に切り取るようにしましょう。
今回はエケベリアの葉挿しについて解説しました。
今回の記事を参考にして、葉挿しを成功させてみてください。
※トップ画像はPhoto by たらこまるさん@GreenSnap
ELLY