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暑さにも寒さにも比較的強く、繁殖力も強い多肉植物のセダム。
葉の色や形、成長した姿などが多種多様なセダムですが、増やそうと思ったり、大きくなったから植え替えを行う場合、どういったやり方をすればいいのでしょうか?
その方法についてまとめてみました。
実際には3つの植え替え方法があるセダムですが、その一つ目のやり方は株分けです。
これは、ずっと育てていたセダムが大きくなりすぎて既存の鉢植えでは不十分になった時に行うやり方です。
まず、鉢からとってしっかり土を落とします。
根が長いものがあれば、この段階で切り落として揃えてしまいましょう。
そして、全体的な根に気をつけながら親株と子株を分けて1週間ほど乾燥させます。
あとはそれぞれの鉢に改めて植えれば完成となります。
水やり自体は、1週間ほど経ってから行うと良いでしょう。
これは、育ってきたセダムのうち、背が高く育っている部分を選んで行う増やし方です。
まず大きめの茎を選んで、4〜8センチ程度に切ります。
茎は寝かさないようにして日当たりのいい場所に置きましょう。
こうすることで切り口が乾き、その切り口から根が出てくるようになります。
寝かせてしまうと茎が曲がってしまい、挿しにくくなってしまいます。
根が出たら土を入れた鉢に挿し木をして完了です。
1週間程度見て大丈夫そうであれば少しずつ水やりをしましょう。
最後の方法は、特に肉厚なセダムの葉を使用する葉挿しです。
まず、少し乾燥している状態の茎から葉を取るか、落ちてしまった葉などを準備しましょう。
そして、土を入れたトレイの上に仰向けに並べます。
この時は重ならないようにしましょう。
並べたら日陰に移して乾燥させ、付け根から根が出てくるのを待ちましょう。
失敗する原因で多いのは、この付け根が腐っている場合です。
うまくいかない時は、付け根を確認しましょう。
根が出たら水をちょっとずつ与えて土を軽く載せます。
順調に生育してくれば、鉢に植え替えましょう。
いかがだったでしょうか?
今回は特に人気の高いセダムについて、植え替えなどで増やす方法について紹介してみました。
せっかく自分が育てた多肉植物ですし、できるだけ長く育てたいですよね。
※トップ画像はPhoto by ivory ☆さん@GreenSnap
ELLY