warning
error
success
information
多肉植物の中でも特に人気の高いハオルチア。豊富な種類に育てやすさ、魅力的な見た目から、間違いなくおすすめできる多肉植物です。
もうすでに育てているよ、という方も多いのでは?
今回はそんなハオルチアの増やし方を4つの方法に分けてご紹介します。
株分けとは、根っこと茎を切り分け、それぞれ別の株として育てていく繁殖方法です。
ハオルチアは5〜10月に株分けをすると個数を増やすことができます。
もし株元に小さい子株ができていればその子株を切り分け、なければ親株を切り分けましょう。
株分けの方法は、まず鉢から株を抜いたら根をほぐし土を落とします。
次に、清潔なナイフや手を使って株を切り分けてください。
最後に、新しい土の入った鉢に切り分けた株を植えれば完了です。
葉挿しは、株の下部のよく成長した葉を切り取って土に挿し、増やしていく方法です。
実施する時期は気温が暖かい5〜10月が適しています。
種類にもよりますが約1.5〜6ヶ月で根を生やし、さらに6〜12月になると新芽が出てきます。
葉が途中で折れてしまうと根が出ないことがあるので、葉が折れないように付け根から取って植えるようにしてください。
もちろん、ハオルチアは種からも育てることができます。
他の方法と比べて手間はかかりますが、植物が育っていく過程を近くで見ることができるので、育成の醍醐味が詰まった方法ですよ!
種まきは、気温が18度を保てる環境でしたら、春から秋のどの時期に始めても大丈夫です。
種まき用の土はバーミキュライト、赤玉土などの水持ちの良いものを使ってください。
手順は、
1.種をまく一週間前に冷蔵庫に入れる。
2.育苗箱に土を入れ5㎜間隔に種をまく。
3.土は被せず霧吹きで土を湿らせ、明るい日陰で管理する。
4.発芽して土が乾いたら水やりをしていく。
5.3〜7ヶ月後、十分に株が成長したら植え替える。
以上のように行うと良いでしょう。
ハオルチアの中には「玉扇」「塊根花キリン」などの種類があり、これらの品種は5〜10月に根挿しで数を増やすことができます。
ゴボウ状の根を根元から切り取って、半日から1日ほど陰干しした後、根本を1㎝ほど土から出した状態にして植えていきます。
子株は5ヶ月ほどすると育つので、発芽するまでは日に当たらないように管理してくださいね。
いつも株を買うばかりで多肉植物を繁殖させたことなんかない!という方もぜひ試していただきたい、ハオルチアの増やし方4選でした。
同じ植物でもやり方はたくさんありますね。
自分にはどのやり方があっているのか、条件や目的に合わせた方法を実践してみてください。
※トップ画像はPhoto by 梅さん@GreenSnap
ELLY