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グラプトペタルムの増やし方には、3種類の方法があります。
挿し芽、葉挿し、株分けの3種類です。植える時期は、春か秋にしましょう。
繁殖力が強い多肉植物なので、蒸れさせないためにも剪定しながら植えていきましょう。
葉挿しとは落ちてしまった多肉植物の葉を、土の上に寝かせておくことをいいます。
たったこれだけで、落ちた葉は新しい新芽をつけるんですよ。
もし、落ちていない多肉から葉挿しをしたいときは、水をあげていない乾いた状態のときに取るようにしましょう。
新芽が誕生すると、お母さんともいえる元の葉っぱはカラカラに枯れていきます。
でもお母さんが子供の芽に栄養をあげている最中なので、しばらく葉は取らず、そのままにします。
完全に枯れてしまったら、元の葉っぱを取り除いて、新しいグラプトペタルムを植え替えてあげます。
挿し木は多肉植物の茎をカットして、土の中で栽培する方法です。
多肉植物は湿気に弱いので、梅雨や湿度の高い日にはスタートしないようにしましょう。
数日間晴れる日など、天気予報を観て、タイミングを図るようにしましょう。
まず、挿し木したい多肉を切ります。少し茎を長めを切るのがベストです。
日当たりのよい場所で保管しましょう。でも、直接太陽の光が当たったり、高温すぎる場所は避けましょう。
発芽した子どものグラプトペタルムはペットボトルや花瓶などに挿し、涼しい日陰に置いて生長するのを待ちます。
このとき、水やりや水中に生ける必要はありません。
株分けは葉挿しなどで誕生した、子どものグラプトペタルムとお母さんグラプトペタルムを、
分けてそれぞれ違う鉢に植え替える方法です。
繁殖力が強いグラプトペタルムは、特にこの株分けをしなければいけない品種になります。
鉢の中が、兄弟たちでいっぱいになってしまうのです。
株分けは一度に増殖させることはできませんが、根がついた状態で行なうので、確実さはあります。
まず株全体を鉢から抜き取って、根の土を落とします。
根元は優しく揉みほぐし、適度な量になるように株同士を分けていけば出来上がりです。
あまり細分化し過ぎないように注意しましょう。枯れたり、傷んでいる不良の根、極端に長い根っこなどは切り落としましょう。
増殖しやすいグラプトペタルムには、株分けや邪魔な茎を剪定することが必要不可欠です。
たまに様子を見て、増えてきたようなら、株分けをしてあげましょう。
植物にも居心地のよい場所を与えてあげたいですよね。
※トップ画像はPhoto by さくらさん@GreenSnap
takenaka