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アガベの生育はゆっくりとしていて、生涯に一度だけしか花を咲かせないということから、気高い貴婦人という花言葉がついています。
高貴な雰囲気をみせるアガベはどうやって増やせばいいのか、増やし方について紹介していきます。
リュウゼツランという名前でも知られているアガベは、300種類もの品種がある人気な植物です。
放射状に広がっている葉っぱの先にたくさんの花を咲かせてくれますが、この花を咲かすまで10年はかかると言われるほど、その生育はゆっくりと穏やかなものになっています。
アガベの茎はとても短く、葉っぱが地面から直接生えているようにも見えるのが、アガベの特徴となっています。
アガベを増やす方法としては、株分けという方法が使われています。
アガベの株分けをする季節は4月から5月が適しており、親株の根元にできている子株を、植え替える際に切り分けることで数を増やすことができます。
切り分けた子株は半日、日陰で乾燥させてから植え付けます。
植えつけてから1週間経ったところで水やりをはじめてください。
アガベの品種の一つであるブルー・アガベーは、葉の汁が甘くなっていて、シロップとして食べることもできます。
その汁を絞ったあとに蒸留させれば、テキーラと呼ばれているお酒のスピリッツの原料となってくれます。
アガベの甘い汁はテキーラ村で偶然発見されたものですが、現代ではその汁は多くの人から親しまれるものとなっています。
ゆっくり生長していくアガベは、花を見るまで長丁場となってしまいますが、自分の育てたアガベの花はまた格別だと思われます。
ぜひ育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by francaiseさん@GreenSnap
takenaka