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多肉植物というと、鉢の中にちょこんと植えられているものがほとんどなため、球根から育てるイメージはあまりないと思われます。
ですが、多肉植物もチューリップなどと同じように球根から育てることができます。
球根から育てられる多肉植物を紹介します。
丸い球体がでんっと鉢植えに乗っかったようにも見える姿をしているボウィエア・ボルビリスは、
ツヤのある綺麗な翡翠色の植物です。
海岸沿いにある森林地帯や、山岳地帯の岩場にも生えている植物で、日本では蒼角殿とも呼ばれて親しまれています。
玉ねぎのように薄い皮で覆われており、その皮をめくったところに、翡翠色をした球根があります。
球根を見たい時には、古くなった皮を剥いで見てみてください。
このブーファン・ディスティチャは、樹液が有毒なことから、雄牛殺しという意味を持っています。
球根から成長するものとしては大型のものとしてしられており、
球根から一斉に葉っぱが伸びて四方に広がる姿がユニークだと人気があります。
強烈な存在感をもっていることから、インパクトを与えてくれるインテリアとしても室内に飾ることができます。
ブーファン・ディズティチャの球根部分は、茶色い皮が暑さや寒さから守ってくれているため、
枯れているのかもしれないと思って皮を剥ぐのはやめましょう。
アルブカ・ウィスコーサは、葉の先端部分がくるくるとねじれている姿が特徴的な植物です。
ウィスコーサというのはくっつく、粘着性のあるという意味があり、
葉の部分には薄く小さな綿毛がついており、その綿毛から分泌されている粘着質のある物質からつけられました。
冬型の球根のため、あたたかくなってくると葉が枯れていってしまいますが、
その時期になると緑色の花弁をしている大きな花を咲かせてくれます。
花の香りがいいことでも知られているため、ぜひ育ててみてください。
球根からも育てることができる多肉植物は、肉厚な葉は持っていないものが多いですが、どれもユニークな形をしています。
形を見るだけでも楽しいので、ぜひ育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by taeさん@GreenSnap
ELLY