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葉の先が丸みをおびた肉厚のあるものや、葉の先がとがって花のように葉を広げたものなどの種類があるセダム。
強靭な性質をもっていることから、初心者でも簡単に育てることができ、葉挿しや挿し木の方法も簡単なため、その増やし方でも悩まない植物です。
多肉植物であるセダムは、葉や茎の部分に水分を蓄えることができるようになっています。
少しの湿気があればセダムは枯れることがないので、葉挿しや挿し木をしたあとも、しばらくは水をあげずにいても大丈夫です。
セダムは過度な湿度に弱いため、切り口の部分にずっと水をあてていたりすると、逆にその部分が腐ってしまい、挿し木や葉挿しなどに使うことができなくなってしまうので気をつけましょう。
親株となっているセダムを乾燥させることで、葉を外れやすくさせます。
この時とる葉は、付け根から丁寧にもぎとってください。
土を敷いている平鉢やトレイの上に、もぎとった葉を一枚ずつ並べて置き、半日陰で水を与えずに管理をしておきます。
切り口の部分にひげのような根が生え始めたら土を少し湿らせて置きます。
1か月してから元の葉が枯れ落ちて、新しい葉が2センチ以上でてきたところで、ミニ鉢や豆鉢などに鉢上げしてください。
葉挿しでも簡単にセダムを増やすことができますが、1か月も待てないという人は、挿し木をしてセダムを増やしましょう。
挿し穂として適している丈夫な茎を選んだら、先端から、3から7センチのところで切ってください。
水はけのいい用土に挿し穂を挿しておきますが、通気性が悪い場合は腐ってしまうことがあるので、発根するまではコップなどに縦置きしておくだけでも育ってくれます。
根が出たら4から5の鉢に鉢上げしてください。
セダムを増やす方法である葉挿しと挿し木は、初心者でも簡単にできるようになっています。
時間はかかってしまいますが、簡単に増やせて、インテリアとしての工夫も色々できるので、ぜひやってみてください。
※トップ画像はPhoto by みーさん@GreenSnap
ELLY