warning
error
success
information
キンギョソウは口の形に似た花と白や赤、オレンジなど色数が豊富なことが特徴の植物です。
ガーデニングで好まれていて花壇を彩るにはピッタリと言えます。
今回はDIYでオシャレな花壇を作る方法を紹介します。
キンギョソウは古くからヨーロッパで親しまれ品種改良が進んだ植物です。
実は2年目以降も花を咲かせる多年草なのですが暑さに弱く日本の環境では枯れやすいため、日本では一年草として扱われています。
品種によって草丈が異なるのも特徴で1メートルまで高く伸びるものもあります。
キンギョソウの名前の通り見た目も可愛らしい金魚に似た形の花を咲かせます。
色の数が豊富なこともガーデニングで人気な理由のひとつで上手く取り入れれば花壇が格段にオシャレになります。
キンギョソウは湿気に弱い植物です。
そして日光を好むので出来るだけ日当たりが良い場所を選びましょう。
強い風には弱いのでその点も注意を。
湿気に弱い植物なので用土は水はけの良い物が最も適しています。
そして庭に植える場合は土壌改良も必要です。
方法はスコップで20〜30センチ土を掘って不要な土を取り除き、市販の花・野菜用の土か赤玉土7に対して腐葉土3の割合で混ぜた土に堆肥を加えます。
キンギョソウは酸性土を嫌うので植え付ける10日以上前に苦土石灰で中和し、土を耕しておくと良いでしょう。
ガーデニングの楽しみの一つが花壇作りです。
ただいきなり難しいことに挑戦すると失敗してしまうので定番のレンガ・ブロックで作ってみましょう。
と言っても模様のあるデザインブロックを使えば見た目が一気にオシャレになります。
手順を説明するので参考にして下さい。
1.場所を決めたら地面に下書きして土を堀り、土壌改良をする。
2.基礎レンガの下に砕石を敷く。
可能な限り水平になるように敷き、モルタルで固める。
水平にしないと凸凹で土漏れも起きます。
水平器があると便利ですよ。
3.モルタルが乾いたらブロックを組んで隙間をモルタルで埋める。
隙間があると土が漏れ出たり崩壊してしまいます。
4.はみ出たモルタルを濡れた雑巾で拭く。
5.用土を入れて1週間かけて馴染ませる。これで完成です。
キンギョソウの苗を植え付ける時期は4月頃が適しています。
おだやかに効く緩効性化成肥料を混ぜて植え付けましょう。
キンギョソウの品種には寄せ植え向けの背の低い矮性種と高めの中高性種、切り花向けの高く伸びる高性種があります。
寄せ植えをするなら矮性種が向いていますが、中高性種を花壇の後ろの方に植えることで立体感を演出することも出来ます。
品種によって高さが異なるので配置を工夫しましょう。
キンギョソウの開花は4〜6月なので同時期に花を咲かせる植物を寄せ植えすると花壇が一段と賑やかになります。
キンギョソウとの寄せ植えでおすすめしたいのがナデシコ科のダイアンサスとキク科のブラキカムです。
ブラキカムは4月〜8月に花を咲かせる多年草の総称でナデシコの仲間です。
ブラキカムは3〜11月に花を咲かせる植物で色も豊富。背は低めの品種が多いです。
どちらも色が豊富で水はけの良い土と適度な日光を好むのでキンギョソウとの相性も抜群ですよ。
キンギョソウで作る花壇の紹介をしました。
キンギョソウと生育環境が近い植物を選ぶと管理がしやすいのでおすすめです。
花壇も枕木を使ったり曲線の形にするとオシャレ度がアップするので慣れてきたら挑戦してみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by makiさん@GreenSnap
FLORA