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この記事では基本的な種類をご説明します。
多肉植物とは葉、茎等の各部位に水を蓄える植物の総称です。水を蓄えるからプニプニしているのです。
その多くは乾燥した場所(砂漠など)に自生しています。また数万種類の多肉植物があると言われています。
まずポピュラーなプニプニしている多肉植物、「セダム」をご紹介。こちらは成長しても草丈が余り高くならない小さなものです。ぷっくりした葉が特徴的。
世界全体に分布していて、日本にも固有種があります。
「セダム」には大きく分けて3種類あります。
1つは「虹の玉」。こちらは丈夫で、美しい緑を基調とした「セダム」を指します。
冬になると綺麗な赤色に染まるのが魅力の一つ。成長すると、星形の黄色い小花を咲かせます。
2つ目は「乙女心」。可愛らしい名前のこの「セダム」はジェリービーンズに似た様相をしており、ジェリー・ビーンズ・プラントと言う英語名もあるほど。
葉の色は基本緑ですが、先端が赤色でコントラストが美しいです。表面は薄く白い粉がはたかれたような色合いで綺麗です。
3つ目は「メキシコマンネングサ」というもので、こちらはインディカ米のように細長い黄緑色の葉が特徴です。
続いては「エケベリア」という多肉植物。こちらの葉もぷっくりしていますが、先端が尖っています。
そして数十枚の葉がバラの花弁のように中心から円を描くようについています。その付き方をロゼット型と言います。そのため、全体を見るとバラの花のような形です。
草丈は低く、表面に粉を吹くものも多いです。淡い緑色のものからピンクのもの、真っ黒なものまで多種多様です。
最後は「クラッスラ」。「クラッスラ」とはギリシャ語で「厚い」という意味を持ちます。その名の通り葉が分厚いです。
また、豊富な様相があります。有名なところでは「金のなる木」という種があります。小さい観葉植物にしては少し太めの幹の上部に葉が付いています。この葉の形が硬貨に似ているため「金のなる木」と呼ばれています。
上述の3種が代表的な多肉植物といえます。どれも育てるのが簡単なのでお試しください。
※トップ画像はPhoto by ryiさん@GreenSnap
徳原鉄二