warning
error
success
information
多肉植物には、毛の生えている種類があります。
なかには産毛のような細かい毛をもつものもいます。
そこで、毛をもつ多肉植物の代表的な3つマミラリア、兎の耳、熊の手について紹介します。
マミラリアは、サボテン科マミラリア属に属する多肉植物です。
原産地はメキシコであり、夏に生育期を迎える夏型のサボテンです。
マミラリアの毛はふさふさの白い綿毛を生やしています。
マミラリアがサボテンの仲間ということからもわかるようにこの毛はトゲの役目を担っています。
兎の耳はベンケイソウ科カランコエ属に属する多肉植物です。
月兎耳と呼ばれることもあり、アフリカを原産地としています。
名前からも想像できるように兎の耳に似ていることから名前が由来しています。
毛は、先ほどとは異なり、産毛のような細かい毛が生えています。
その様子もさらに兎の耳のようです。
熊の手は、ベンケイソウ科コチレドン属に属する多肉植物です。
南アフリカのケープ州を原産としています。
熊の手は、他にもコチレドンや熊童子という呼び方もあります。
この植物は兎の耳と同様に、葉の形が熊の手に似ていることから、名前は由来しています。
熊の手の毛も、産毛を生やしている植物です。
毛が生えていることで、植物ではなく、より動物のような雰囲気をかもしだしています。
今回は、毛の生えている代表的な多肉植物について紹介しました。
毛の生えている理由は、様々な説があり、明確にはなっていません。
もしかするとサボテンのトゲと同様に、多肉植物は熱帯の地域に自生していることが多いので、熱い環境でも水分を失わないように進化したのかもしれません。
※トップ画像はPhoto by ふゆさん@GreenSnap
ELLY