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カランコエ。そう聞いて、あなたはどんな植物を思い浮かべますか?
地球は広いもので、恐ろしく大きなカランコエもあるのですよ。
今回は巨大なカランコエ「ベハレンシス」を取り上げてみます。
恐らく園芸に慣れ親しんだ人であれば、「カランコエ」と聞くと、こんな植物を思い浮かべるのではないでしょうか。
多肉植物ブログでも紹介したことがありますが、いまや可愛い花の咲かせる植物としても定着しています。
この種類は「ブッロッスフェルディアーナ種」から改良された品種で、現在もどんどん新品種が生まれています。
そんなカランコエに、とてつもなく巨大な種類があるのをご存知ですか?
それが「カランコエ・ベハレンシス(Kalanchoe behalensis)」という種類。
柔らかいビロード状の毛に覆われ、淡い黄緑色の葉が大きく茂ります。
英名で「象の耳(エレファントイヤー)」と呼ばれるのも、何だか納得ですね。
そもそもカランコエには世界中に200種もの仲間があるとされています。
そのなかでもベハレンシスは特に巨大。大きいもので2メートルを超す高さにまで生長します。
でも、そんな大きなカランコエ、見たことがない…と思いきや、意外と一般的な多肉植物として出回っていますよ(笑)。
その大きなカランコエ、流通名は「仙女の舞」です。
お店にもよりますが、数百円で購入できるコーナーで見かけることもあります。
もっとも、販売されているもので大きい株は少なくいようです。
栽培方法としては、上に挙げた一般的なカランコエと準じます。特に難しくはありません。
生育期は春秋型で、生育期間中には土が乾いたら、鉢底から水があふれるまでたっぷりと与えます。
比較的寒さに弱いので、気温が下がってきたら水やりを控え、室内などに取り込みましょう。
マダガスカルの砂漠ににょっきりと自生するベハレンシス。どこか漂う無骨な感じは、男前インテリアにもピッタリ。
自生地のものの高さにまで生長させるには時間が掛かるかもしれません。
が、共に暮らす植物として、育て甲斐のある多肉植物です!
mokutaro(杢太郎)