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ある日のこと。ぼんやりテレビを観ていると、某有名多肉植物専門店さんが取材されていました。その店主によると、女子から多数の支持を受けているのが、セダムのオーロラだというのです。
多肉植物を長く趣味としている方なら、恐らくこの結果に「ははぁ~ん、なるほどね」と同意されるかと思います。
では、なぜ人気なのか。そして、どう育てるのか…。今回は「セダム・オーロラ」について、ご紹介したいと思います。
まずはここでしょう!多肉植物らしいそのフォルムが「可愛い」こと。肉厚な小さい葉っぱは「1枚」と数えるよりも「ひと粒」と数えた方が、むしろ雰囲気が伝わります!
そのひと粒ひと粒が、プチプチプチプチ…と並ぶ姿は、悶絶すること請け合い。カワイイッ!!
次に挙げられるのは育てやすいこと。セダムはもともと地植えでも育つほど丈夫で、このオーロラも水遣りと置き場所、それから仕立て直しの作業ができるのであれば、基本誰でも育てることができます。
初心者の方にも育てられる多肉植物としてピックアップされることもあり、そのくらい丈夫であるともいえます。
あと、葉挿しもしやすいのも嬉しいですよね。
「オーロラ」という名前はここから来ているのでしょう。夏は青々としている部分が多いのに、春や秋などの乾燥期には、色がグッと深まります。
特に、秋から冬にかけての紅葉は見事。その美しさを気軽に楽しめるのも人気の高いポイントです。
そうそう。上記で書き漏らしていましたが、オーロラを栽培することのメリットといえば「安く手に入る!」というのも挙げられますよね。
専門店などでも100円~500円くらいで売られていることが多いです。なので、変なハナシ、ダメもとで挑戦できるのも魅力のウチかもしれません。
そんな低価格なのに、1年間を通して可愛く、素敵な姿で和ませてくれるオーロラ。女子に人気の理由も、理解できますよね。
ベンケイソウ科。春秋型。春と秋の季節に生長します。
日当たりのよい場所。高温多湿のときに雨にあたると、溶けるように枯れることがあります。そのため、直接雨の当たらない庇の下などに置いておくことがベター。
また、暗い場所に置いておくと「徒長」といって、ヒョロヒョロな姿になることも。日陰な場所に置く場合は、定期的に日光浴をさせてあげてください。
土が乾いたらたっぷりと与えます。
夏と冬のあいだは休眠するため、水遣りは控えます。ただし、シワシワになってくるような場合には、夕方に水を遣ってもOK。
生長期である春と秋の前半に行うことが望ましいです。
オーロラは「葉挿し」や「挿し木」を簡単にすることができますよ!挿したあとの葉や枝は、半日陰な場所でしばらく様子を見てあげてくださいね。
とくにオーロラは、下葉が取れて不格好になることが良くあります。その場合、葉のこんもりついている部分を切り取り、切り口付近の枝を取ります。
取ったあとの葉は葉挿しに。枝は切り口を乾燥したあとに植えれば、仕立て直すことができます。
オーロラは初心者にも育てやすく、フォルムや紅葉する変化など、育てがいがある多肉植物です。
多肉植物デビューにも向いている品種なので、ぜひお手元で育ててみて、その魅力にどっぷりハマってください!
GreenSnap編集部