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植物って、岩や動物などあらゆるものに「似る」ことがあります。植物にとっては意図してなくとも、「○○とそっくり」みたいに、たま~に人間界ではSNSなどで出回ります。
今回は、そのなかでも「海藻」にみえる多肉植物をピックアップしていきます。
そしてこれらを「ワカメプランツ」と総称します。ただし、こう呼んでいるのは筆者だけなのであしからず…(笑)。
謂わずと知れた「ワカメプランツ」。こうみえて、サボテンの仲間です。
名前を簡単に和訳すれば「魚骨草」ですが、形状からするに海藻でしょう、と筆者は言いたい。
だって、街ゆく人に「ワカメのイラストを描いてください」と問えば十中八九、こんなイラストを描くはずです。
言っておきますけどコレ、ワカメのイラストですよ(笑)。(参照:わかめのイラスト | 無料イラスト かわいいフリー素材集 いらすとや)。
海藻感の強い植物といえば、ふゆもみじ。こちらはカランコエの一種です。
皆さんも、こういう形状の海藻が岩に張り付いているのをみたことがありませんか?海藻は色によってカテゴライズされ、「紅藻」と呼ばれるグループに似たものがあります。
それもそのはず。この「ふゆもみじ」は、紅葉すると紅くなるのが特徴。秋口になるとその海藻チックなコウヨウ感を楽しめますよ(笑)。
こちらはサンゴでしょうか?いいえ、ユリ科の一種です。
ボウィエア ガリエペンシス
・いいづらい
・珍しい品種
・写真ブレてる pic.twitter.com/miz7aRLdPn— 平川 康介 (@HirakawaKousuk5) 2016, 1月 31
球根から葉を出すタイプで、同じ仲間に「ソウカクデン」と呼ばれるものもあります。
海水浴場でよくこんなモノが脚に絡まりませんか?はい。筆者は絡まったことがあります。
こちらはトウダイグサ科の植物。ユーフォルビア属のひとつで、マダガスカル原産。
まるでサンゴのように可愛くみえますが、現地では高さ6メートルほどになるとか(参考:ユーフォルビア・ステノクラーダとは – 植物図鑑 Weblio辞書)。
園芸名を「銀角珊瑚」と呼ばれるのも、なんだか納得ですね。
挿しておいたステノクラダを掘ってみたら根っこでてた pic.twitter.com/7XrqdIzFC3
— 純天使ぱんさエルσ( ̄▽ ̄)β (@pantha_panther) 2014, 7月 17
フィッシュボーンカクタスと同じく、ジグザグとした形状が特徴的な植物。
トウダイグサ科の一種で、カラーリーフのような鮮やかな葉を出す種類も。形状の特異も相まって、観葉ファンからも人気が高いのです。
茎の部分がサンゴに見えるので、ここに挙げました。まぁ、人によって感じ方はさまざまあるかと思います…(笑)。
ユーフォルビアの形態を扱った記事を以前に投稿しましたが、その多様性を感じせざるをえません。そうです、こちらもユーフォルビア。
珊瑚に見える棒状の茎には、小さな葉があったり、なかったり…。
大きくなると繁茂し、その不可思議な雰囲気から、インテリアグリーンとしても近年人気を高めています。
ここまで挙げてきてアレなのですが、そもそも海藻も植物ですよね…。珊瑚は動物だとしても、カタチは植物に良く似ています。なので、形状が似るのは得てして当たり前なことなのかも。
今回は多肉植物だけでチョイスしてみましたが、熱帯植物やコケ、その他地衣類にまで広げてしまえば、数えきれないほど、海藻や海草に似る物はあると思います。
ただし「○○に見える!」といっても、他人には理解されないことの方が多いので、自分の胸の中に秘めておくことが無難かもしれません。あなたもお気を付け下さい。
mokutaro(杢太郎)