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ラベンダーは色鮮やかで美しい花を咲かせ、香りだけでなく目でも楽しませてくれるハーブです。
ですが育て方が少々難しく、ガーデニングで失敗してしまうこともあります。
ここでは柵をうまく使ってラベンダーを美しく育てる方法をご紹介します。
ラベンダーには主に6種類の系統があります。
よく見られるイングリッシュラベンダーは「アングスティホリア系」とよばれるものです。
そのアングスティホリア系とスパイクラベンダーの交配種が「ラディンバン系」で花かんむりやブーケなどによく使われます。
「デンタータ系」はギザギザの葉が特徴で、入浴剤などに使われています。
そして穂先がうさぎの耳のような形をした花を咲かせる「ストエカス系」は観賞用として人気があり、「プテロストエカス系」はひらひらとした花をもつことからレースラベンダーともよばれています。
これらのラベンダーより比較的強い性質をもつのが「スパイクラベンダー」で、強くすっきりとした香りをもつことから男のラベンダーとも例えられています。
ラベンダーは日当たりと風通しのよい場所を好みます。
西日はあまり当たらない方がよいです。水はやり過ぎず、やや乾燥気味に育てます。
水をあげる時は上からではなく、葉に水があたらないように株元に水をかけるようにしましょう。
梅雨入り前に切り戻しと枝透かしを行うと、株へのストレスが緩和します。
雨は蒸れの原因にもなりますので雨のあたらない場所で育てるようにします。
ラベンダーは花の大きさに対して茎があまり太くないため、成長すると茎同士がバラバラになったり傾いたりすることがあります。
それを防ぐためには剪定が欠かせませんが、剪定をしてサイズをコンパクトにしてもまっすぐに育たない時があります。
だからといってまた一からやり直すのも大変です。傾いてしまったラベンダーには、柵をしてみてはどうでしょうか。
庭に直接植え付けている場合でしたら、傾いている方に柵を取り付けます。
柵は木製のものでもお洒落ですが、アイアン製やスチール製を選ぶと洋風の雰囲気が出ます。
プランターで栽培している場合は小さなサイズの柵を取り付けたり、本数が少なければ支柱で支えて支柱が隠れるように柵をつけてもよいでしょう。
100円ショップなどでもいろいろな種類が販売されているので、手軽に試してみることができます。
せっかくラベンダーを育てていたのに茎が徒長して見た目が悪くなってしまった、という場合でもアイデア次第で乗りきれることもあります。
傾いてしまったラベンダーを美しく見せるには、柵を取り付けるのが手早い方法です。
傾き予防として根本に別の草花を植える方法もありますが、ラベンダーに関しては多湿になってしまうので逆に枯らせてしまうことにもなります。
柵をすることで雰囲気も変わりますので、気分転換にもよいかもしれません。
※トップ画像はPhoto by ジルさん@GreenSnap
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