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キイチゴの一種であるラズベリーは、多くの品種とさまざまな色の果実が特徴の植物です。
果実はそのまま食べるだけでなく、ジャムやジュースなどに加工するのもおすすめです。
今回はフェンスを活用してラズベリーを栽培する方法などについて紹介します。
ラズベリーはバラ科キイチゴ属の落葉広葉樹の低木で、「キイチゴ」、「ヨーロッパキイチゴ」といった別名でも知られています。
原産地はヨーロッパで、日本国内での栽培には関東から北海道までの地域が適しています。
開花日数は10日間ほどで、果実は7月から9月にかけて実ります。
品種にはカスバートレッド、ラサム、ニューポ、フレミングジャイアント、ゴールデンベリーといったものが挙げられます。
ラズベリーは暑さと寒さに強いのが特徴で、乾燥に気をつければ比較的簡単に育てることができます。
植え付けや植え替えの時期は3月頃が適しており、その際大きめのフェンスなどを活用するとより栽培しやすくなります。
植える場所は有機物に富んだ水持ちの良い砂湿度が適しています。
また、育てる際は株立ちか垣根仕立てにするのがおすすめです。
剪定する場合は枝先を切り、密生した茎を間引き、古い枝を除くようにしましょう。
強すぎると樹勢が弱まる原因になるので注意が必要です。
注意すべき害虫としては、アブラムシ、ハマキムシ、ダニなどが挙げられます。
しかし、ラズベリーの果実は生で食べるものなので、駆除する際には薬剤の使用は避けましょう。
害虫の発生を抑えるためには風通しを良くすることが必要です。
害虫を見つけたらホースの水で吹き飛ばしたりするようにしましょう。
また、炭疽病にかかる場合もあるので、芽を出す前に石灰硫黄合剤の10倍液を散布しておくのがおすすめです。
フェンスなどを活用して栽培できる、ラズベリーについて紹介しました。
比較的栽培しやすく、果実も食用として楽しめるのでぜひ育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by Audreyさん@GreenSnap
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