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赤い小さな実をつける、庭のシンボルツリーなどとしても人気の高いソヨゴの育て方を紹介します。
育て方だけでなく、気をつけたい水やりの頻度、害虫についても解説します。
ソヨゴとは、赤い実をつけることで人気の高いモチノキ科の常緑樹のことです。
かなりゆっくりと生育していく品種ですので、30年ほどかかっても10メートル前後ほどにしかならないこともあります。
少し肉厚の葉を一年中つけることから、庭木などに使われることが多い品種です。
もともとは台湾や東アジア南部などに自生しており、日本でも西日本を中心に自生しています。
ソヨゴは日照は特にこだわらず明るい日陰程度でも十分に生育することが可能です。
また、水捌けが良い土壌を好むため、地植え鉢植え問わず腐葉土などを混ぜた有機質の土に植えこむとよいでしょう。
成長がゆっくりのため基本的に剪定は必要ありませんが、枝のバランスが良くない場合は間引いたり、切り戻しをしながら整えていくと良いでしょう。
ソヨゴを育てる際に注意が必要なのは水やりと株選びです。
まず水やりですが、根付きをよくするために植え込みから二年程度は土の表面が乾燥しないように水を与えましょう。
一度根付いてしまった後は特に神経質になることはありません。
続いて株選びですが、ソヨゴの魅力の一つでもある赤い実をつけるのはメスの株のみです。
そのため、実をつけたい場合はオスメスの木を適度な間隔で植えるようにする必要があります。
今回はソヨゴの育て方と注意点をご紹介しました。
今回の記事を参考に、素敵な庭造りをしてください。
※トップ画像はPhoto by RKさん@GreenSnap
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