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本来は名前の通り、ゴムの原料として栽培されていた植物ゴムの木。
現在では美しい葉っぱと強靭な生命力から、観葉植物としても人気があります。
そんなゴムの木について、様々な観点から育て方についてご紹介します。
ゴムの木は、とても強靭な植物です。しっかり日に当てて育てましょう。
逆に肥料は基本的に必要ありません。
もし生長具合が弱いと感じたら、観葉植物のための液状肥料を春〜秋の期間に2週間に1回程度与えるようにしましょう。
水やりについては、土の表面が乾き白っぽくなってきたら行います。
鉢植えの場合、鉢の底から水が流れ出るほどに水やりをしましょう。
しかし、乾燥させずに水やりし続けてしまうと根腐れを引き起こしてしまいます。
形のバランスが崩れていたり、葉っぱが集まりすぎている状況を回避するために、5月から9月辺りで枝を切りそろえるようにします。
重なり合った枝や内側に向いてしまっている枝を対象に、枝が分かれている部分や根元付近から剪定します。
できるだけ新しい芽の上辺りで切り取ることで、次の枝が伸びやすくなります。
ちなみに、枝の切り口からは、独特の樹液がしみ出してくるので、手や床を汚さないように気をつけましょう。
場合によっては手がかぶれてしまうこともあるので、注意が必要です。
ゴムの木は害虫や病気などの被害も受けにくい観葉植物ですが、湿度が強すぎたり風通しが悪かったりといった悪条件が続いてしまうと、すす病やカイガラムシの被害にあってしまいます。
カイガラムシとは、植物を衰弱させてすす病を引き起こしてしまう働きをする害虫です。
幼虫であれば発見時に殺虫剤を撒けば駆除できますが、成虫だと効きづらいので、歯ブラシなどで磨き落としてしまいましょう。
今回は観葉植物として人気の高いゴムの木の育て方について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
少し手入れをするだけで元気に育ってくれるので、初めて観葉植物を育てようと思っている方にもおすすめです。
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