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こんにちは。花と多肉好きライター、ariです。
8月に入ってから、毎日暑い日が続いていますね。
ところで、夏休みをイメージする花といえば「ヒマワリ」。
小学校の花壇に、
背の高いヒマワリが太陽に向かって咲いている光景が目に浮かびます。
夏の空に、ビタミンカラーのヒマワリはよくお似合い。
眺めているだけで、パワーをもらえそうなお花ですね。
今、各地のヒマワリ畑も見頃を迎えているので、
元気に咲くヒマワリを見に出かけるのもいいかもしれません。
そこで今回は、ヒマワリについてご紹介しましょう。
ヒマワリの原産地は、北アメリカのテキサスやカリフォルニア。
野生の種類は、60種ほどが知られていますが、
野生種は大きな花を付けず、
大輪のひまわりは品種改良によって作られたものだとか。
芽が出て花が咲き、中央にタネができた後に枯れてしまう一年草がほとんどです。
一般的に花びらと思われている黄色い部分は「舌状花(ぜつじょうか)」と呼ばれ、
雄しべを持たない花びら。
また、茶色っぽい中心の部分は「筒状花(とうじょうか)」と呼ばれ、
こちらは雄と雌の両方の機能を持っていて、咲いた後にタネができる部分です。
黄色い花びら一枚一枚が独立したひとつの花であり、
中心部分の筒状花も、実は小さな筒状ひとつひとつが 独立した花なのです。
ヒマワリが咲く前ってこんな感じ。
蕾の状態も素敵ですね。
ヒマワリと聞くと、
背の高い大輪のヒマワリを想像する人が多いのではないでしょうか?
これは品種改良によって作られた観賞用のヒマワリで、
他にもさまざまな種類のヒマワリが存在するのです。
大人の背丈を超えるような大きなヒマワリから、
草丈10cmほどの鉢植え向きの品種もあります。
ミニサイズのヒマワリは、自宅のお庭でも育てやすいですね。
また、切り花にして部屋に飾ったり、
ブーケなどにしても可愛いのです。
また、花色も黄色以外にレモン色やえんじ色があり、
花の咲き方も一重や八重の品種などもあり、
さまざまなヒマワリを楽しむことができます。
グラデーションのヒマワリも珍しくて素敵ですね。
よく、ヒマワリは太陽の方を向いて咲いていると言われていますよね。
このヒマワリ畑の写真を見ると、
たしかにみんな同じ方向を向いているように見えます。
本当に、太陽を追いかけて動いているのでしょうか?
実は、蕾ができ始めたころのヒマワリは、
茎の先の部分が太陽を追いかけて、
朝は東方向、夕方は西方向へと動くそう。
茎が成長する時に、
太陽に当たっていない側の茎が、先に延びていくので、
太陽に向かって曲がっていってしまうのです。
他の花でも、太陽に向かって延びていくものもありますが、
ヒマワリの花はとても大きいために目立ってしまうのかもしれません。
花を咲かせる頃のヒマワリは茎の成長が止まっているのでもう回りませんが、
大きなヒマワリ畑では、
いっせいに東を向いて咲いているヒマワリを見ることができるそうです。
なんだか、ヒマワリが太陽に向かって笑っているみたい!
ミニヒマワリなら、ブーケのメインに入れると、
ビタミンカラーの元気なアレンジに仕上がります。
ヒマワリのリースもとっても可愛い♡
グリーン系の花材と合わせると爽やかに仕上がります。
意外にも、紫との相性もよいかも!
一輪のヒマワリをお部屋に飾るのも素敵だし、
見渡す限りのヒマワリ畑を眺めるのもいいですね。
ちょっとココロが疲れてしまったときは、
ヒマワリ畑へ出かけて、元気をチャージしてみるのもいいかもしれません。
内田アリ