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8月2日はハーブの日。
ハーブとは、ラテン語で「草」を意味する言葉が由来とされ、
一般的には「人間の暮らしに役立つ植物」のことをいいます。
そんなハーブは、古くから薬や香料などに使われてきました。
とくに香りが強いという印象の植物ですが、
実はそれだけではなくて、カラダや美肌、
そしてココロにも、とってもよい効果があるのです。
さらに、お料理に使ってもいいし、
夏のドリンクに加えると爽やかな味わい!
そして、彩りも加えてくれます。
そこで今回は、夏にぴったりのハーブをご紹介。
あなたの生活にもハーブを素敵に取り入れてみませんか?
夏が旬のハーブといえば、バジル!
バジルの葉は爽やかな香りが強く、柔らかい食感も特徴。
ベランダでも育てやすく、
生のままでも、調理しても使いやすいのが魅力です。
こうやって部屋に飾っておくだけで、いい香りが楽しめます。
トマト料理との相性もよいので、
パスタやピザなど、イタリアンには欠かせないハーブですね。
さらに、抗酸化作用が高いため、
アメリカの国立ガン研究所の植物リストにも入っているそう。
夏は水切れしないように注意しながら、
こまめに葉を収穫して新芽を出しましょう。
涼しくなってくると葉が固くなってしまうので、
葉が柔らかいうちに収穫して、
乾燥させておいたり、バジルシースにすると長く使えます。
ミントは、日なたでも半日陰でも元気に育ち、
冬を越えて、次の年の春には新芽を出す宿根草。
とっても強いので、初心者でも簡単に育てることができます。
春から秋にかけて葉を収穫でき、
ドリンクに入れたり、スイーツに添えたり、
料理の彩りにも便利に使える万能ハーブ。
何より、スーッとした爽快な香りと味わいが魅力です。
ミントにはペパーミントとスペアミントの二種類があり、
ペパーミントは、消化不良や喉の炎症を改善させたり、
気分を落ち着かせる効果があります。
また、虫除け効果もあるので、虫除けスプレーに使われることも。
スペアミントは、胃腸を整える働きのほか、
殺菌の効果があることから、古くから薬として使われた地域もあります。
ただし、ミントのとり過ぎには注意が必要です。
モヒートなどのカクテルや、炭酸のドリンクなどに、
ミントの葉を入れるだけで一気に爽やかに!
レモンやライムとの相性もいいですよね。
ミントの葉を入れた氷を作っておくと便利!
夏のホームパーティーなどでも、
ミント入りの氷で作ったドリンクをおもてなしすれば、
見た目も爽やかで、ゲストも喜んでくれるはず。
レモングラスはレモンの香りがとっても爽やかで、
ハーブティーやフレグランスでよく使われますね。
見た目はニラのような、ススキのような形をした葉ですが、
実はカラダにいいことがいっぱい!
レモングラスには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれ、
肌のトラブルにも効果的で、美肌キープも!
また、大人ニキビにもよいそう。
さらに、胃腸の調子を整える働きもあるので、
食欲がない時や、食べ過ぎてしまった時などに、
ハーブティーにしてお腹を休ませるのもいいですね。
ローズマリーは、初心者でもとっても育てやすいハーブ。
細胞の老化を防止する抗酸化作用があって、
「若返りのハーブ」とも呼ばれています。
また、記憶力や集中力を高めてくれたり、
憂鬱な気分を緩和しくれる作用もあるとか。
ローズマリーは料理にも大活躍。
ポテトや鶏肉との相性がよく、
オーブンなどで一緒に焼くと、いい香りに仕上がります。
パンやフォカッチャと一緒に焼き上げてもいいですね。
防虫効果もあるので、
こうやってリースにして家に飾っておくと、
可愛くって、虫除けにもなって一石二鳥かも!?
ハーブを何種類も育てるなら、
ひとつの鉢に寄せ植えするのがおすすめ。
花が咲くハーブを混ぜると、
見た目も可愛らしく育てられますよ。
いかがでしたか?
今回ご紹介したハーブは、比較的簡単に育てられる種類なので、
まずは家のお庭やベランダで育ててみましょう。
ハーブを暮らしに取り入れることで、
香りを楽しみ、お料理やドリンクを楽しみ、
そして誰かを自宅に招いてみる……。
素敵な暮らしのヒントが、ハーブにもあるかもしれませんね!
内田アリ