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サボテンを育てている際に起こりやすいトラブルとして、根腐れが挙げられます。サボテンがブヨブヨして枯れてしまう場合、この根腐れが起こっています。
今回は根腐れを防ぐ日頃の管理と、起こってしまった場合の対処法を紹介します。
サボテンは雨のほとんど降らない砂漠などに自生しています。そのため、水分を余分に与えすぎると水分が過剰になり、そこに菌が入り込んで腐って枯れてしまいます。
これが根腐れです。また、水はけが悪い場合や菌などが繁殖している場合も根腐れを起こしやすくなります。
サボテンが根腐れを起こすと、触った時にブヨブヨします。これが根腐れの見分け方です。
ひどくなると、根本から変色してきて穴が開き、やがて腐って枯れてしまします。
サボテンが根腐れを起こした場合、まず、サボテンを輪切りにして腐った部分を切り取ります。切り取れたら、断面を山形にカットし、消毒します。
消毒方法としては、日光に当てたり、除菌シートを使う方法があります。そして断面を上に向けて新聞紙などで包み、そのまましばらく放置して乾燥させます。
生命力が残っている場合は、数週間から一ヶ月程度で根が出てきます。根が出たら新しい土に植え替えてください。
古い土には菌などが残っている場合があるので、再利用はしないでくださいね。
大事に育てていたサボテンが根腐れを起こしてしまっても、対処法によっては復活させられることもあります。根腐れを起こしてしまっても諦めずに発根に挑戦してみてくださいね。
※トップ画像はPhoto by ソメさん@GreenSnap
松本光男