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四季はそれぞれの季節に良いところがあって、植物も同じです。
でも観葉植物には輸入されてきたものも多く、耐寒性の高いものばかりではありません。
今回は冬でも楽しめる、越冬可能な耐寒性抜群の観葉植物を紹介します。
コルディリネ・オーストラリアスアトロプルプレアは、銅色の細葉が描くラインが美しい観葉植物です。
マイナス3℃まで耐える耐寒性に加え、乾燥にも強く育てやすい品種。
風通しのよい場所で葉水をこまめに行えば、年間通して管理できます。
ゴールドクレストは、多分名前は知らなくても多くの人が見たことがあるのではないでしょうか。
鋭い円錐形がグリーンの色彩で伸びるシルエットは印象的で、クリスマスの時期に人気急上昇する観葉植物です。
耐寒性がある代わりに乾燥に弱く、日光と風通しも必要なので、ベランダなどが定位置です。
日陰で寒いという、植物にとっては過酷すぎる条件でも育つ観葉植物を紹介します。
まずはフィカス・エラスティカ・デコラ。樹液から天然ゴムが採取できることから、原産国からはゴムノキと呼ばれるように。
日陰OKで寒さにも強く、乾燥にも強いというとびきりの強健さで、初心者にもおすすめの植物です。
ユッカ・エレファンティペスは、青年の樹とも呼ばれる力強い印象の観葉植物です。
こちらも寒さ、乾燥、日陰全てに耐えて場所を選ばず、初心者におすすめできます。
ガジュマルは日陰にも耐えられて耐寒性も高く、環境に馴染みやすいため育てやすい観葉植物です。
成長すると幹から根を出し、タコの足のような樹形になります。
別名『多幸の樹』とも呼ばれます。
アロエは明るい場所が好きで、一日中太陽を浴びていても平気ですが、日陰に置いても大丈夫。
寒さにも乾燥にも強い上、入手しやすいというメリットもあります。
オリーブの葉は涼し気な印象とシルバーの美しさが特徴で、室内のインテリアとしてもガーデニングのアクセントとしても人気です。
平和の象徴とも言われ、シンボルツリーになっていることもあります。
実が太陽の恵みと言われる事からも察せる通り、日陰には耐えられません。
観賞用にするなら、日当たりの良い窓際に置くのが良いでしょう。
アイビーことヘデラ・ヘリックスは、白い斑模様のツタと長いツタで知られ、以前から長く親しまれてきた観葉植物です。
日陰は平気で乾燥にも弱くはありませんが、逆に蒸れに弱いので、屋外管理では水やりのタイミングに注意が必要です。
今回紹介した観葉植物なら、丁寧に扱ってやれば冬越しも大丈夫。
寒い冬でも癒しを与えてくれる観葉植物を見つけてください。
※トップ画像はPhoto by HYさん@GreenSnap
徳原鉄二